休日を満喫�� ページ19
フードコートにて食事中。それぞれ好きな物を食べれ大満足しているところで降り掛かった話題。
なんと私の下着だった。
いや待て。なんやねん私の下着て…
『うぇ、本気で選ぶつもりなの？
えぇ〜』
「俺はお前の下着を選ぶためについてきたようなもんだぜ？今まで無条件でAのショッピングに付き合ったことがあったかよ。」
『何気に最低だな堅治くんよ。』
「俺もAちゃんの選んであげたーい」
『いやいや、なんで上から目線。つか貴方ら私の彼氏でもないくせに選んで何が楽しいのよ。』
「酷いやないかA。俺ら付き合っとったはずやろ。」
『冗談もクソもねぇな。誤解招くようなことゆーてんとちゃうで。』
ほんまどついたろか。
と思うほどに鬱陶しく思わず机に肘をつかせて頭を抱えた。
なに、そんな私の下着が気になりますか。まだ彼氏が選んであげる言うならわかるよ、だって付き合ってしまえばゆくゆくはしてしまう行為の時にええ感じなるやんか。
え、なるよね…
…いや、別に私は経験ないから知らんのやけどな。
そんなことはどーでもええねん。
なんにせよ貴方らに選んでもらう義理なんぞないだろう、そう思っていたときだった。
「と言うよりお前ら、そんな十人ほどもの男が下着屋に入れるわけねぇだろ。潔く諦めろ。」
い、岩泉さん!!おお、なんという正論。私なんで気づかなかった？
そうだそうだ、ランジェリーショップは乙女の聖地、そう気安く雌に飢えた獣なんぞが踏み入っていい場所ではない!!残念だったな。
と、一安心したのもつかの間
「じゃあ行きたい人だけ花宮さんについて行けばいいじゃないですか。それならそんなに大人数にもならないでしょうし…」
『うおいっ、あっかーし!!君そんなこという人でしたっけ!?ちょ、勘弁してくださいよ!!』
「木兎さんのお守りはもう懲り懲りなんで、少し休んでたっていいでしょう。」
「あかーし、なんか勘違いしてるっぽいけど俺は行かねーよ？」
『「え…」』
驚き桃の木山椒の木。木兎さんの事だから行くとか言い出すと思っていたのに。予想は大ハズレ…
驚きの余り二人顔を見合わせていた。
「「「行ってらっしゃーい」」」
かくして、お守りから抜け出した赤葦さん含め五人(黒尾、及川、宮侑、二口、赤葦)の男たちとの下着選抜が始まったのだった。
うまい事言ったって全然笑えないんですけど。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 39人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆか(プロフ) - そこで終わりですかあああああああああああ！？続き気になります！！！！更新まってますううう！！！ (2020年5月10日 14時) (
レス) id: 75e2a494df (このIDを非表示/違反報告)
エマ - とっても、面白いです!!更新、楽しみにしてます。頑張ってくださいね。^^ (2020年2月10日 22時) (レス) id: b5a08e9156 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：水面雫 | 作成日時：2019年9月26日 19時
