第８４話 ページ4
竜斗side
さて、どうしようか。
ルナ達は行ってしまったし、このまま一人でここにいるわけにもいかない。
でも、帰るのもな……
竜斗「ここに、あの事件のヒントでもあればいいんだけどな……」
とはいったもののここにヒントが必ずあるというわけでもないし、あったとしても僕の探し求めているものの可能性は極めて低いだろう。
すると、どこからか足音が聞こえてきた。
誰だろう…と思えば冬馬と誠と美桜だった。
冬馬「お、竜斗じゃん。どーしたんだ？こんなところにいて。」
竜斗「……まあ、少し…ね。」
あえて曖昧に答えておいた方がいいかもしれない。
海音達のことはまあ、教えない方がいいかもしれないし。
誠「一人？」
竜斗「うん。ちなみに誠達はどーしてここに？」
まあ、気にならないわけがないし。
美桜「いいお知らせと悪いお知らせを言うために海音とかルナとかみんなを探してた。竜斗はどっちから聞きたい？」
いいお知らせと悪いお知らせ？
これは、悪い方から聞いておく方がいいのかな……
竜斗「悪いお知らせをお願い。」
一体、何があったんだろう……
美桜「と、言っても竜斗は全て知ってたと思うけどね。」
あ、検討ついた。
どうせ、さなのうんぬんだろう。
誠「飛騨が、本校舎の方にいた。……多分…」
やっぱり。
竜斗「…知ってた。だからこそ行くなって言ってたんだけど……まさか、いや、行ったでしょ？」
……そりゃ、みんな気がつかなくてもしかたがないよね。
あいつはあいつで隠そうとしてたし。
ま、邪の魔力には敏感な方だし。
いや、敏感すぎか。
冬馬「……やっぱりな。」
竜斗「の前に行ったでしょ？」
美桜「私以外は…ね。」
……まあ、そうだよね。
それで影響がなかったからいいよね。
竜斗「で、いいお知らせは？」
美桜は待ってましたとでも言うように笑顔になった。
美桜「なんとなんとー！誠がスキルを使えるようになりましたー！」
ああ、確かにいい話だ。
戦力もあがること間違いなし。
誠「……どうして、そんなに盛り上がれるの？」
美桜「私も嬉しい…から？」
竜斗「おー。仲間が増えた。」
冬馬「……で、美桜、誠。このあとはどーすんだ？」
美桜達はいろいろと話している。
その時、ふと邪の魔力を感じた。
竜斗「……何か来る。」
あからさまに味方ではない魔力。
僕は剣を構えた。
美桜「え、何かって……」
美桜がそう言ったとき、氷の矢が飛んできた。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
ラッキーキャラ
黒
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
柊沢花月(プロフ) - すみません、今まで見るだけにさせていただいておりましたがサーバーが重くなったら困るのでこの続きは【http://id52.fm-p.jp/623/TRPGyarou/】の方で言っていただいてもよろしいでしょうか？即席というところを用意いたしましたので。 (2017年5月7日 11時) (
レス) id: aaf9023767 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：柊沢花月 | 作者ホームページ：http://id42.fm-p.jp/436/kagetu331/
作成日時：2016年10月25日 7時
