第８３話 ページ3
ルナside
ルナ「ここが…スカイアイランド？」
気がついたらよくわからない古そうな街にいた。
いまさらだけどみんな気を失ってるし。
そんなに慣れないものなのかな？
そういや、竜斗は来なかったみたいだなぁ……
なんというか、行きたくなさそうだったというか行くことを拒んでいたというか……
連れていきたかったというかなんというか、竜斗もいてほしかったな……
そんなこんな考えているとようやく海音が目を覚ました。
気がついてから約5分後。
遅いのか早いのかわからないけど、まあ、この中では早いということにしておこう。
海音「ここは…スカイアイランドか？」
ルナ「多分…ね。」
まあ、私にも詳しいことはわからないし。
にしても人目につかないようなところに転送先があるんだなあ……
海音「……そうか。なあ、ルナ。さっきから表情が暗いが何かあったのか？」
ルナ「へ？そ、そーかな？」
マジですか……
でも、何でだろう……
海音「まさか……竜斗にもいてほしかったとかその類いか？」
ぎくっ……
何でバレたの……
まさか、それが顔に出てた!?
海音「その様子からすると図星ということか？」
ルナ「あ、あはははは……」
ウチはただただ乾いた笑いをすることしか出来なかった。
海音の予想が当たっているから。
それだけじゃなく、なぜそんな気持ちになったのか自分にもわからないから。
そんな２つの意味をこめて笑った。
海音「お前……あいつのことが好きなのか？」
え……？
どういう……
ルナ「そ、そんなことないって！」
多分嘘だ。
自分は恋愛なんてものは全くわかってない。
だけど、好きというより、竜斗に他の人とは違った感覚を抱いているのはわかる。
すごいと思ったり、かっこいいと思ったりすることが他の人よりかなり多いのもわかる。
でも、わからないよ……
この気持ちは何なの……
誰か教えてよ……
海音「好きなんだろ？」
ルナ「……わからない、わからないよ……」
海音「ま、そんなのじゃねーか？それより、こいつらを起こさなくていいのか？」
完全に忘れてた。
そーだ、みんなを起こさないと。
ルナ「と言っても気絶されてるとね……」
とかなんとか海音と話しているうちに二人は目を覚ました。
優希「で……このあとはどーするの？」
あ、決めてなかった。
どーするか迷っていたその時。
大きな音がした。
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柊沢花月(プロフ) - すみません、今まで見るだけにさせていただいておりましたがサーバーが重くなったら困るのでこの続きは【http://id52.fm-p.jp/623/TRPGyarou/】の方で言っていただいてもよろしいでしょうか？即席というところを用意いたしましたので。 (2017年5月7日 11時) (
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作者名：柊沢花月 | 作者ホームページ：http://id42.fm-p.jp/436/kagetu331/
作成日時：2016年10月25日 7時
