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リビングで仕事をしてたらマサイくんが私のブランケットを肩に掛けたまま来た。
もう起きたんだ。
まだあれから15分しか経ってないのに。
「おはよ」
マサイ「おはよ。お茶美味かった」
「それはよかった。冷めてなかった？」
マサイ「すぐ飲んだから熱かったよ」
「すぐ？」
マサイ「あー……ごめん、実はAが来た時起きててさ」
「え」
マサイ「いや狸寝入りするつもりはなかったんだけど！起きるタイミングを失ったというか……」
「え、じゃあ私が部屋出てく前の……あれやった時も起きてた……？」
マサイ「……うん、ごめん」
私がキスした左のほっぺを押さえて顔を赤くしたマサイくんに釣られて私も顔が熱くなった。
何故か気まずい空気が部屋に流れる。
お願いだから黙んないでマサイくん…！
マサイ「……あのさ」
「あ、はい」
マサイ「ブランケットありがとう。Aのいい匂いがした」
「え゛」
マサイ「何か安心する匂い」
「ありがとう…？」
私そんな匂いするの？
自分じゃよく分からないけど…。
マサイ「でもやっぱりA自身がいい」
「わっ」
ギュッと抱き締められた。
首に顔を埋められて擽ったいけど我慢して、すぐ近くにある頭を撫でた。
何かいつにも増して甘えただなぁ。
マサイ「なぁ、あのお茶どうした？」
茶葉を買った経緯も含めて話すと笑ってた。
何で笑うの。
マサイ「Aが素直に従う人って貴重だなって」
「そこ？」
マサイ「うん。でもエレンさんのおかげでこんな美味いお茶が飲めたんだよな」
「まあね」
マサイ「もう一杯飲みたい」
「じゃあ今から淹れるよ」
マサイ「待って」
「ん？」
マサイ「ちょっとこのまま」
「……はいはい」
マサイくんハグするの好きね。
私も好きだけど。
マサイ「あー……何かまた眠くなってきた」
「このまま寝ないでよ？」
マサイ「んー」
「その返事危ういな！」
マサイ「だってA抱き心地いいしさぁ……」
「マサイくん！！」
マサイ「おやすみ…」←
「寝るな！！」
マサイ「ぐえっ」
思いっきり引き剥がせば案外簡単に離れられた。
ジト目で見てくるマサイくんを無視してキッチンに向かった。
「お茶淹れてあげるからそれで目覚まして」
マサイ「ちぇ」
「それに編集途中だったでしょ？やらなくていいの？」
マサイ「やるよ」
「あ、次からは狸寝入りしないでね」
マサイ「…………うん」←
「間ぁ長っ！？」
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東雲(プロフ) - コメント失礼します！このシリーズが大好きすぎて何度も読んでます！更新楽しみにしてます！ (2021年9月15日 23時) (
レス) id: bd3f8b4cee (このIDを非表示/違反報告)
佐倉瀬奈 - 初めて見た時からずっと応援していて更新楽しみにしています (2020年10月12日 22時) (レス) id: 1e41210071 (このIDを非表示/違反報告)
メルヘン - ありがとうございます！待ってます！ (2020年1月14日 18時) (レス) id: e7868645e8 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 初めまして！とても良いです！あの、一緒に合作しませんか？ (2020年1月12日 11時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
瀧(プロフ) - メルヘンさん» リクエストありがとうございます…！！このお話を書くのまだ先になるかもしれませんが、絶対に書くのでしばらくお待ちくださいm(__)m (2020年1月8日 23時) (レス) id: 6f454b9d63 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瀧 | 作成日時：2019年10月27日 0時
