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シルク「刺すのも掬うのもなしな」
「OK」
シルク「リズハの流しタピオカチャレンジ、スタート!」
……あ、これ難しいわ。
目標が3粒だから、10秒に1粒の計算。
10秒に1粒って難しくない!?
「ヤバい難しいわ。タピオカクソ逃げる」
シルク「だろ!?」
「掴めん!あ、よっしゃ掴めた!」
モトキ「どっちよw」
ンダホ「あと15秒だよー」
「もう!?」
やっと1粒掴めたと思ったのにもう半分過ぎてた!
箸から逃げるんだよこいつら!!
終了5秒前のカウントダウンが始まった。
せめてもう1粒…!
シルクくんと同じ記録は嫌だ!!←
ラスト1秒で何とかもう1粒掴めたけど、タイムアップ。
ンダホ「記録は2粒!モトキと同率1位ってことで」
モトキ「最後よく掴めたね」
「シルクくんと同じ記録は嫌だったから頑張った」←
シルク「何でだよ!!」
「……何となく?」←
シルク「特に理由はないんかい」
べし、と軽く肩を叩かれた。
シルクくんと戯れてると肩を突かれた。
突かれた方向にはモトキくんしかいない訳だから突いたのはモトキくんなんだけど。
彼は何故かさっきまで私が使ってた箸でタピオカを1粒掴んで私に差し出してきてる。
……何で?食べろと?
嫌だよ!!
モトキ「どうぞ」
「嫌だ」
モトキ「……隙あり!」
「ちょっ!」
拒否したのに無理矢理口に入れてきた。
おまっ、マジか!
不味い!!
「タピオカってこんな不味かったっけ。待ってヤバいこれ」
シルク「ただの水道水に漬けたタピオカは普通に不味いよ」
「なんてもん食わせたのモトキくん……」
モトキ「テヘペロ」
シルク「謝る気が微塵も感じられねぇ」
ンダホ「りっちゃん、出す?」
「出さない…」
モトキ「そういうとこ律儀だよなぁ」
「食わせた張本人が何を言うんだ」
何とか飲み込んだ。
まだ1粒でよかった。
う〜、後味最悪……。
「ちょっと口直ししてくる」
シルク「冷蔵庫行くならついでにミルクティー持ってきて!」
「人ん家の冷蔵庫に勝手に入れて……」
シルク「今更だろ?」
「まあいいけどさ…ンダホくんとモトキくんは?」
ンダホ「何でもいいよー!」
モトキ「俺も」
「分かった。あ、後でお昼ご飯食べてく?適当に何か作るけど」
ンダホ「やったぁ!」
シルク「わーい!」
モトキ「その時は手伝いますよ〜」
「ありがと〜」
今タピオカって女子の間で凄い流行ってるけど、女子でも苦手な人はいるって知っといてね。
if : モトキと付き合ってたら(リク)→←流行に乗らないリズハ
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ゆりりん(プロフ) - 終わるんですか〜(涙)この作品大好きでした〜!(涙) (2019年10月26日 23時) (レス) id: 638a835745 (このIDを非表示/違反報告)
www - 夫婦ね〜いいね〜(私は違うけど・・・) (2019年10月26日 20時) (レス) id: c017dbb3ff (このIDを非表示/違反報告)
ゆりりん(プロフ) - きゅんきゅんします〜! (2019年10月24日 23時) (レス) id: 638a835745 (このIDを非表示/違反報告)
せいら/うおたみん(プロフ) - フラグがたったってことは…?!笑これからも楽しみにしています(´∀`) (2019年10月22日 10時) (レス) id: 2c14e8117c (このIDを非表示/違反報告)
www - 最近いいね!w (2019年10月16日 16時) (レス) id: c017dbb3ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:瀧 | 作成日時:2019年9月1日 0時