4本の薔薇～another story～【Fischer’s】 (ページ40)

今日:5 hit、昨日:7 hit、合計:71,940 hit

～ 3 ～ページ40

「ついこの間結婚したんですけどね」

結婚指輪をしている左手をヒラヒラと振った。

あぁそういえば……。

「Fischer'sが櫻井さんと有吉さんの番組出たの覚えてます？」

櫻井「もちろん覚えてるよ。Aちゃんはいなかったけど」

「あの収録の前の日が結婚式だったんですよ」

櫻井「そうなの！？」

松本「かなりハードスケジュールだねw」

櫻井「あー、確かにマサイくんちょっと疲れてた顔してたかも」

大野「誰？そのマサイくんって」

櫻井「Fischer'sの副リーダーの名前だよ」

二宮「つまり君達はメンバー同士で結婚したと」

「そういうことですね」

松本「ていうかニュースでやってたじゃん」

大野「そーだっけ」

松本「そーだよ」

神木「A達の結婚式感動しすぎて俺めっちゃ泣きましたよ～！Aおめでとおぉぉ！！」

大野「泣いたんだ」

「その時々起きて大声出すのやめてうるさいし近所迷惑。ほら家着いたよ鍵出して隆くん」

相葉「Aちゃん神木くんに対して結構言うね…」

神木「鍵？A探して～」

「もう！鞄勝手に見るからね！」

松本さんに鞄を返してもらって鞄の中を漁る。

けど家の鍵は見当たらない。

「鍵ないよ隆くん」

櫻井「上着のポケットとか？神木くん、ちょっとごめんね～」

櫻井さんが隆くんの上着のポケットというポケットを調べる。

鍵は内ポケットにあった。

櫻井「はい」

「ありがとうございます！」

鍵を開けてから嵐さんを中に入れるべきか迷う。

家主は隆くんだから勝手に入れていいかな。

相葉「よかったら中まで神木くん運ぶよ」

「ありがとうございます、本当すみません…」

相葉「いーのいーの！女の子が成人男性運ぶのキツいでしょ」

松本「でもエレベーターまではAちゃんが運んだんだよね？」

「これでも力はある方なので…まあ半ば引きずるように運びましたけど」

二宮「俳優を引きずるようにして運んだんだ」

「いやぁ、私には従兄って感覚強くて…そうですよね、隆くんこんなんでも俳優ですもんね」←

櫻井「んっふwww」

大野「こんなんでもw」

初めて大野さん笑ったかも。

笑うと可愛い。

「隆くんは適当にソファーに放っておいてください」

相葉「ほーい。思ったけど、Aちゃん神木くんの扱いかなり雑だね」

「歳近いですし昔からですよ」

二宮「てことは同い年じゃないんだ」

大野「今いくつ？」

「24です」

そうか、私は嵐さんとほぼ一回り違うのか。