4本の薔薇～another story～【Fischer’s】 (ページ39)

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神木「そーなんです！Aは俺の従妹なんですよ！凄いでしょぉ！」

「うわびっくりした！急に大声出さないで！」

大野「……A？」

「あ」

今まで口を開かなかった大野さんが不思議そうな声でそう言った。

首を傾げるというオプション付き、ヤバい可愛い。←

櫻井「あ、もしかして本名？」

「あはは、はい……まあ本名は公表してないけどバレてるんで名乗りますね。私譲葉 Aっていうんです」

相葉「何で本名バレちゃったの？」

「一度アメリカでのテレビ番組に本名で出た事があって、それでですかね」

なんて話してると隆くんが住んでる階に着いた。

あれ、私ボタン押してないような……。

松本「あ、勝手に押しちゃったけど、この階でよかったよね？」

「合ってます合ってます！それじゃあ私達はこの辺で────」

相葉「神木くん運ぶの手伝おっか？」

「え？」

相葉さんの一言により、嵐の皆さんも一緒に降りてくれて相葉さんが隆くんを支えるの代わってくれた。

隆くんの荷物は松本さんにさりげなく奪われた。

二宮さんとか絶対先に行きそうな人なのに…。←

なんて思ってたことが顔に出てたらしい。

二宮さんに笑いながら指摘された。

二宮「Aちゃんだっけ、今絶対俺のこと先に行きそうとか思ったでしょ？w」

「え゛、いえそんなことは……」

二宮「顔に出やすいタイプ？」

「ポーカーフェイスは得意なんですけどね……今お酒入ってるから上手く隠せないのかも」

大野「へぇ。酔ってる風には見えないね」

「お酒強い方なんですよー。それよりも皆さんでわざわざ来てくれなくても……」

二宮「鍵持ってる家主が率先して荷物持ち名乗り出たから俺ら家行っても入れないのよ」

松本「ごめんて」

隆くんの発言からなんとなくそうなのかなって思ってたけど、このマンションに住んでるのは松本さんなのか。

松本「Aちゃん、誰がこのマンションに住んでるのとか聞かなかったね」

「触れてほしくないでしょう？」

松本「まあね」

「私も完全なる一般人ではないから、そういうの分かるんです」

櫻井「……Aちゃんはいい子だね」

「え、何ですか急にw」

櫻井「人のこと察して考えられる子っていいと思うよ」

おふ、まさかあの櫻井さんにそう言ってもらえる日が来るなんて…！

帰ったらマサイくんに自慢しよう。←

櫻井「マサイくんはこんな子が奥さんで羨ましいわ」

相葉「え、Aちゃん結婚してんの！？」