208.おデートしましょ ページ13
マサイくんの上で寝そべりながら今日の予定について話す。
現在の時刻は午前10時半。
お昼ご飯食べるにはちょっと早いかな。
「ねー、今日何する？」
マサイ「何しよっか」
「あ、久しぶりに外にデートでもする？」
マサイ「いいね。久しぶりにバイク乗りたいわ」
「いいよー、今日晴れてるしね」
少しずつ暖かくなってるけど、バイク乗るならそれなりの格好で行かないと。
厚めの上着着ればいいか。
マサイ「昼ご飯何か食べたいもんある？」
「それなら私マックがいいな」
マサイ「マック？」
「何か今無性にマックのポテトが食べたい」
マサイ「あー、あるあるw」
そんな訳でお昼ご飯はマック、それ以降はその時考えよう！ってことで早速着替えてデートへ。
マサイくんにヘルメットを渡してからインカムのスイッチを入れた。
「マサイくんを後ろに乗せて走るの久しぶりな気がする」
マサイ「俺も思った。だって最後に乗ったの付き合い始めた日だよ」
「あれ、そうだっけ……よく覚えてるね」
マサイ「あの日のことは鮮明に覚えてるよ」
私も、あの日のことは忘れないよ。
一生忘れない。
「マサイくんと再会してからもう1年過ぎたんだよね」
マサイ「時間って早いよな」
「それは思う。ついこの間20歳になったと思ったのに、もう24歳なんだもんなぁ」
マサイ「20歳過ぎてから時間の経過が異様に早く感じるのは何でだろ」
「ほんとそれ。よし、マサイくん乗っていいよ」
マサイ「はーい」
先に私がバイクに跨ってマサイくんに後ろに乗るよう促した。
今回は私が言う前にマサイくんから私の腰に腕を回した。
「ねー、覚えてる？」
マサイ「ん？」
「マサイくん、最初後ろに乗った時腰に腕回すの躊躇ってたよね」
マサイ「……しょうがないだろ。好きな子に密着するんだから」
「へー」
マサイ「まあ今は堂々とぎゅーできるし？」
声音だけで分かるドヤ顔感。
一頻り笑った後でバイクのエンジンをかけた。
「振り落とされないようにしっかり掴まっててね」
マサイ「くれぐれも安全運転でお願いします」
「恋人後ろに乗せてんだから当たり前でしょ」
そしてバイクを走らせてすぐに問題発生。
先に決めとけばよかった。
「マサイくん」
マサイ「何ー？」
「どこのマック行くか決めてなかった」
マサイ「普通に近いとこでいいよ」
「……分かんないからナビよろしく！」←
マサイ「え！？」
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ハルキ(プロフ) - 完結お疲れ様です。キュンキュンしながら拝見させて頂きました。番外編も楽しみにしております！ (2019年9月2日 7時) (
レス) id: 08df1f4a97 (このIDを非表示/違反報告)
せいら/うおたみん(プロフ) - お疲れ様でした！いつも楽しみにしてました(´∀`)番外編が出ると聞いて心の中で勝手に舞い上がっております笑楽しみにしてますね！これからも投稿頑張ってください！ (2019年9月1日 0時) (レス) id: 2c14e8117c (このIDを非表示/違反報告)
瀧(プロフ) - kisekinosdiさん» ありがとうございます！番外編楽しみにしててください！元カレの話書かせていただきます(*^^*) (2019年8月31日 20時) (レス) id: 5c3fcd6700 (このIDを非表示/違反報告)
瀧(プロフ) - wwwさん» 実際こんなプロポーズされたら泣きますよね〜、分かります…！ (2019年8月31日 20時) (レス) id: 5c3fcd6700 (このIDを非表示/違反報告)
瀧(プロフ) - ゆーひさん» 自分でも書いてて興奮してました笑 (2019年8月31日 20時) (レス) id: 5c3fcd6700 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瀧 | 作成日時：2019年7月13日 0時
