155.頼ってよ ページ9
マサイside
濡らしたタオルでAの背中を拭いていく。
……細いもあるけど、小さいよな。
身長はシルクとザカオとそう変わらないはずなのに、背中が2人と比べて凄い小さく感じる。
いや実際小さいんだろうけど。
マサイ「…ん、背中拭けた。前は自分でやってね」
「う゛ん」
目を背けて待ってるとAがいいよって声をかけてきた。
恐る恐る見ると新しいパジャマに袖を通しているところだったからほっと息を吐いた。
ついでだから冷えピタも新しいのに変えさせた。
「すっきり゛した」
マサイ「じゃあもう寝るだけだな」
「……ね゛ぇ」
マサイ「んー？」
「私が寝るまでここにい゛て…」
マサイ「いいよ。手、繋いでようか」
「えへへ、やったぁ゛」
風邪の時って人肌恋しくなるよな。
Aの手を握って、指を絡めた。
付き合い始めの頃はこんなこと自分からできなかったよなぁ。
俺も成長したわほんと。←
「マサイくん、あり゛がとう」
マサイ「何のお礼？」
「側にいてくれ゛て」
マサイ「……自分の彼女が熱あって辛いんだから、それくらい当たり前だろ」
俺には側にいることくらいしかできないから。
本当はもっと色々してやりたいんだけどな。
「それが、嬉しい゛んだよ」
そう言って本当に嬉しそうに笑うもんだから、我慢できずに一瞬だけ唇を重ね合わせた。
「…風邪移るよ゛」
マサイ「それでAの風邪が早く治るならそれでもいいよ」
「……バカ」
マサイ「Aに比べたらメンバー全員もれなくバカだよ」←
「もれなくって何w」
なんてバカみたいな会話をしてたらいつの間にかAは眠そうだ。
そろそろ寝るかな。
マサイ「おやすみ」
「……おやすみ…」
手を繋いでいない方の手で頭を撫でると暫くして寝息が聞こえ始めた。
手を離そうかとも考えたけど、もう少しだけこのままでいたい。
繋いだ手の甲を親指でなぞる。
マサイ「これからは、1番に俺を頼ってよ」
シルクからAが熱でぶっ倒れてたって連絡もらった時、ガチで焦ったんだからな。
シルクとモトキとぺけたんには感謝してもしきれない。
俺はいい仲間を持ったと本当に思う。
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www - やっぱいいねー (2019年7月6日 21時) (
レス) id: 423bf3fc22 (このIDを非表示/違反報告)
瀧(プロフ) - wwwさん» 昨日モトキメインの小説作りました！よかったら読んでみてください！(*^^*) (2019年7月2日 19時) (レス) id: 5c3fcd6700 (このIDを非表示/違反報告)
www - モトキメインの小説出来たら教えてくださいね！ (2019年7月2日 17時) (レス) id: 423bf3fc22 (このIDを非表示/違反報告)
瀧(プロフ) - ムルセンさん» 私もその動画観ました！イケメンですよね(//∇//) (2019年7月1日 17時) (レス) id: 5c3fcd6700 (このIDを非表示/違反報告)
ムルセン(プロフ) - さっき笑ってはいけないマサイ観てたんですけどね。やっぱイケメンだなって思ったんですね。 (2019年7月1日 13時) (レス) id: 70acea0c88 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瀧 | 作成日時：2019年6月19日 0時
