186.私の手と彼の手 ページ40
「ンダホくん！」
ンダホ「あ、Aちゃーん！おかえり！」
「ただいま！久しぶりだね！」
ンダホ「ほんとだよー。マサイなんてAちゃんいないからってずっと元気なかったんだからね？」
マサイ「おい余計なこと言うなって！」
ンダホ「えー、事実じゃん」
駐車場に行くとボンネットに寄りかかって待ってたンダホくんが迎えてくれた。
真っ先に私がいなかった時のマサイくんのことを口にする辺り相当な感じだったんだろう。
マサイくんを見上げると顰めっ面だった。
「はいはい拗ねてないで帰ろ」
ンダホ「あ、俺がスーツケース乗せるよ。重いでしょ」
「ありがと」
ンダホ「Aちゃんとマサイは車に乗ってて」
「はーい。ほらマサイくん」
マサイくんの背中をぐいぐい押して車に押し込んだ。後部座席に並んで座って彼の手を握る。
「私は嬉しかったよ」
マサイ「……俺ダセぇじゃん」
「そんなことないよ？」
マサイ「んー……」
ンダホ「何々？何の話？」
スーツケースを積み終わったンダホくんが運転席に座りながら私達を振り返った。
その時繋がれた手を見たのか、すぐに前に向き直っちゃった。
ンダホ「ほんと2人は仲良しねー」
「いいでしょー」
ンダホ「マサイが羨ましいよ、こんな可愛い子に好かれてて」
マサイ「Aはやらねぇぞ」
ンダホ「ガチトーンやめてよwそんなつもりないって！」
2人の仲壊せる訳ないじゃん、とンダホくんは笑う。
ンダホ「2人ともシートベルト締めた？」
「締めたー」
ンダホ「んじゃ2人の家まで送るね」
「本当ありがとうね、行きも帰りも送ってくれて」
ンダホ「いいのいいの！俺が好きでやってるんだし、Aちゃんの役に立てるならお安いご用ですよ」
マサイ「流石昔Aのファンだっただけあるな」
ンダホ「俺は今でもファンよ？」
「あっはははwwwそれは嬉しいなぁwww」
ンダホ「ふっははははwww」
なんて3人で話ながらも手は離さなかった。
握る手に力が入るたびに握り返してた。
そっと右隣を盗み見ると満足そうに口元を緩めてるマサイくんを見て私も満足した。
手を離したのは家に着いて車を降りる時で。
それまでずーっと繋ぎっぱなしだった。
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www - やっぱいいねー (2019年7月6日 21時) (
レス) id: 423bf3fc22 (このIDを非表示/違反報告)
瀧(プロフ) - wwwさん» 昨日モトキメインの小説作りました！よかったら読んでみてください！(*^^*) (2019年7月2日 19時) (レス) id: 5c3fcd6700 (このIDを非表示/違反報告)
www - モトキメインの小説出来たら教えてくださいね！ (2019年7月2日 17時) (レス) id: 423bf3fc22 (このIDを非表示/違反報告)
瀧(プロフ) - ムルセンさん» 私もその動画観ました！イケメンですよね(//∇//) (2019年7月1日 17時) (レス) id: 5c3fcd6700 (このIDを非表示/違反報告)
ムルセン(プロフ) - さっき笑ってはいけないマサイ観てたんですけどね。やっぱイケメンだなって思ったんですね。 (2019年7月1日 13時) (レス) id: 70acea0c88 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瀧 | 作成日時：2019年6月19日 0時
