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176.プレゼント交換 ページ30

ホールケーキと言っても1番小さいサイズの2人でも食べ切れるケーキを買った。

私の方がマサイくんよりケーキ多く食べたかな。

ほら、デザートは別腹って言うでしょ?



マサイ「もうお腹いっぱい……」

「いつもよりは食べてたんじゃない?それでもンダホくんに比べると全然だったけど」

マサイ「何で比較対象がダホなんだよw比較すんならせめてシルクにして」

「あぁ、シルクくんああ見えて少食だもんね。私シルクくんが少食で食べるの遅いって知った時信じなかったもん」

マサイ「あいつ野生児だったからな」

「野生に放たれたら速攻死ぬタイプの野生児?」

マサイ「それもう野生児じゃなくね?www」



うん、まあシルクくんの話はそのくらいにして。

片付けを終わらせてから、自分の部屋に隠しておいたプレゼントを持ってきた。



「マサイくん、Merry X'mas」

マサイ「あっ、俺もあるんだ。A、メリークリスマス」



マサイくんもプレゼントを用意してたみたい。

交換して、お互い開けてみることに。



マサイ「俺から開けていい?」

「いいよ」

マサイ「何だろ……あ、財布だ!」

「マサイくんが好きそうなデザインを選んだつもりなんだけど……どう?」

マサイ「うん、俺このデザイン凄ぇ好き。ありがとうA」

「よかった」



黒の長財布を嬉しそうに眺めてるマサイくんを見てほっとした。

また健くんにお礼言わなきゃ。



マサイ「大切に使うわ」

「そうしてくれると嬉しい。ねぇ、私も開けていい?」

マサイ「うん」



包装されたリボンを解いて、箱を開けた。







そこに鎮座していたのは、2つの時計。







デザインは同じだけど色と大きさが違う。

男物と女物みたいな……あ。



「これ、ペアウォッチ?」

マサイ「正解。白がAの、黒が俺の」



白の時計の方が少し小さい。

わぁ、こういうデザイン好き!



マサイ「時計ならAが仕事の時でもつけられると思ってさ。それとお揃いがよかったから」

「嬉しい…!マサイくんありがとう!」

マサイ「喜んでくれてよかった」



付き合う前に買ったお揃いのブレスレット以降、いくつかお揃いの物はあるんだ。

マグカップとか帽子とか。

でも時計は初めて。

このデザインならスーツにも合うだろうし。

よし、毎日つけよう。



マサイ「……これなら、離れてる間もAが俺のこと思い出してくれるかなぁって思って」



顔を上げると眉を下げたマサイくんと目が合った。

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www - やっぱいいねー (2019年7月6日 21時) (レス) id: 423bf3fc22 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - wwwさん» 昨日モトキメインの小説作りました!よかったら読んでみてください!(*^^*) (2019年7月2日 19時) (レス) id: 5c3fcd6700 (このIDを非表示/違反報告)
www - モトキメインの小説出来たら教えてくださいね! (2019年7月2日 17時) (レス) id: 423bf3fc22 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ムルセンさん» 私もその動画観ました!イケメンですよね(//∇//) (2019年7月1日 17時) (レス) id: 5c3fcd6700 (このIDを非表示/違反報告)
ムルセン(プロフ) - さっき笑ってはいけないマサイ観てたんですけどね。やっぱイケメンだなって思ったんですね。 (2019年7月1日 13時) (レス) id: 70acea0c88 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2019年6月19日 0時

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