148.特効薬は彼? ページ2
ぺけたんside
流石に診察室の中には入らなかった。
診察室の扉のすぐ横で待ってると割とすぐにAが出てきた。
ぺけたん「大丈夫?」
「う゛ん…ただの゛風邪だって」
ぺけたん「そっか、よかった」
Aを支えて待合室の椅子に座って、また俺の肩に頭を乗せるA。
俺的には頼ってくれてるみたいで嬉しいからいいけどね。
あ、そうだ、モトキにLINEしよ。
今診察終わった
でもまだ薬もらってないから、帰るの後30分はかかるよ
モトキ了解
既読になるの早っ!
撮影してるんじゃないの?
俺が送った3秒後には既読になったんだけど。
ぺけたん「A、あとちょっとの我慢だからね」
「……そんな゛、小さい゛子供じゃないんだから゛」
ぺけたん「こんな時くらい甘えてもいいんだよってこと」
マサイに対しては知らないけど、他のメンバーにはまっっったく甘えてこないA。
Aが自分に厳しいことは知ってるけどさ、やっぱりちょっとくらい甘えてほしいんだよね。
ぺけたん「帰ったらもっきゅんが看病してくれるよ、多分」
「……ふ…w多分て何w」
あ、笑った。
声ガラガラだけど。
ぺけたん「でもAはマサイの方がいいか」
「……でも゛、マサイくん仕事」
ぺけたん「今日急いで帰るってさっきLINEきたよ。シルクかもっきゅんが俺がAを病院に連れてってるって連絡したっぽい。Aのこと頼むってさ」
本当に、どんだけAに惚れてんだろうね、マサイ。
でも意外にもAにも同じことが言える。
羨ましいバカップルだよ。
こんなにお互いのこと好きって感じるカップルいる?
ぺけたん「でもマサイに看病できるのかな」
「……私は、」
ぺけたん「ん?」
「マサイくんが近くに゛いればすぐ治り゛そう゛…」
ぺけたん「…はいはいごちそうさま」
まさかこんな高熱を出してる時に惚気られるとは…。
でもマサイが聞いたら喜びそう。
ぺけたん「マサイが来るまでは俺ともっきゅんで我慢してね〜」
「だから゛、子供扱い゛や゛めて…」
ぺけたん「子供扱いしてないのに」
初めて見るAを見れて嬉しいって思ったのは内緒。
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www - やっぱいいねー (2019年7月6日 21時) (レス) id: 423bf3fc22 (このIDを非表示/違反報告)
瀧(プロフ) - wwwさん» 昨日モトキメインの小説作りました!よかったら読んでみてください!(*^^*) (2019年7月2日 19時) (レス) id: 5c3fcd6700 (このIDを非表示/違反報告)
www - モトキメインの小説出来たら教えてくださいね! (2019年7月2日 17時) (レス) id: 423bf3fc22 (このIDを非表示/違反報告)
瀧(プロフ) - ムルセンさん» 私もその動画観ました!イケメンですよね(//∇//) (2019年7月1日 17時) (レス) id: 5c3fcd6700 (このIDを非表示/違反報告)
ムルセン(プロフ) - さっき笑ってはいけないマサイ観てたんですけどね。やっぱイケメンだなって思ったんですね。 (2019年7月1日 13時) (レス) id: 70acea0c88 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:瀧 | 作成日時:2019年6月19日 0時