46.距離が近いあいつ ページ47
マサイside
アスレチックを軽快な動きで進んでいくAちゃん、もといリズハちゃん。
俺はカメラマンだから、堂々と彼女を見られるから役得。
いつもの格好とは大分違って、運動しやすいスポーティな格好も似合うなぁ、なんて。
俺、本当に重症だ。
シルク「おし、リズハー!いいぞー!」
「はいよー!」
俺達は今、池の上のアスレチックにいる。
2つコースがあって、初心者向けのコースと上級者向けのコース。
初心者向けのコースは足場のイカダが大きくて間隔が狭いけど、上級者向けのコースは小さくて間隔は広め。
極め付けは最後の足場と岸の距離が1m以上ある。
怖気付いて止まったらダメな感じのやつ。
上級者向けのコースをシルク、モトキは楽々と、ぺけはバランスを崩しながらも何とか岸まで辿り着いた。
リズハちゃんも上級者向けのコースで来るみたいだけど、大丈夫か…?
「行きまーす!」
そう宣言してから、足場から足場へと軽快にテンポ良く進んでいく。
「よっ、と」
最後の足場から岸へ飛び移る時も、危なげなく両足で着地。
シルク「ナイスー」
モトキ「お疲れー」
「やー、怖かった怖かった」
ぺけたん「えぇ、めっちゃ余裕そうだったじゃーん」
「…ほっぺつつくのやめてぺけたん」
ぺけたん「うぉ、めっちゃ柔らかくて気持ちいい」
ぺけが人差し指でリズハちゃんのほっぺをぷにぷにとつつく。
……いや、羨ましいなんて思ってないです。←
ていうか、リズハちゃんとぺけって凄ぇ距離近くね?
俺らの中でぺけだけ呼び捨てだし、今朝のこともあるし…。
ンダホ「ねー!俺のこと忘れてない!?」
シルク「あ、やっべ忘れてた」←
モトキ「あはは、ンダホ来ていいよー」
「おいでー」
ンダホ「リズハちゃーん!今からそっち行くからねー!!」←
モトキ「あれ、俺は無視なの?」←
マサイ「ンダホあいつ大丈夫か…?」
「思った以上にバランス悪かったからなぁ…」
ぺけたん「ここヤバかったよね」
「ね」
心配そうにンダホを見るリズハちゃん。
足場を進むンダホをカメラで撮りながら、俺はぺけの隣でぺけと話す彼女を盗み見ることしかできなかった。
まあ結論だけ言うと、ンダホは最後の最後に池に落ちました。←
252人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
瀧(プロフ) - ひよこさん» 早速読んでくれたんですか!ありがとうございます!!ひよこさんも一緒に頑張りましょうね!またリクさせていただくかも…笑 (2019年5月26日 23時) (レス) id: 5c3fcd6700 (このIDを非表示/違反報告)
ひよこ - え、すごくこの小説好きです!こんな素晴らしい人が私の小説にリクくれたなんて…いまだに信じられませぬ…!これからも頑張ってください!応援してます! (2019年5月26日 23時) (レス) id: 9245ebb64d (このIDを非表示/違反報告)
瀧(プロフ) - Ms.ringoさん» コメントありがとうございます!好きだと言ってくれてめちゃくちゃ嬉しいです!(//∇//) (2019年5月18日 17時) (レス) id: 5c3fcd6700 (このIDを非表示/違反報告)
Ms.ringo - 面白いしマサイは可愛いしで最高!今までの中で一番好きな小説です!更新頑張ってください! (2019年5月18日 15時) (レス) id: 740cf9a05d (このIDを非表示/違反報告)
www - いいですね!本当におもしろいwマサイかわいいです (2019年5月12日 9時) (レス) id: b4de02aaed (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:瀧 | 作成日時:2019年5月1日 17時