38.お揃いの物を探しましょう ページ39
今日はマサイくんとお揃いの物を探すためのデートの日です。
行くのはありがちだけど大きいショッピングモール。
で、そこに行くための交通手段はというと。
私達はYouTuberで、顔が知られている。
だから電車は遠慮したい。
私車は持ってないから、となるともう1つしかない訳ですよ。
マサイ「Aちゃんバイク乗んの！？」
「意外？」
マサイ「うん…」
そう、私の愛車、バイクで行きます。
あ、ちゃんと二人乗りできるバイクなんで心配しないで！
「んじゃヘルメットどうぞ」
マサイ「ありがとう。あ、これインカム？」
「そう。それあれば走行中でも会話できるから」
マサイ「へぇ、こんなのあるんだ」
「バイク乗ってないと知らないよね。それ1回使うともう手放せないくらい便利なの」
インカムを使えばいつだって会話ができるから本当便利なんだ。
インカムのスイッチを入れてから、ヘルメットを被った。
「よし、乗って」
まず私が先にバイクに跨って、後ろを親指で示す。
マサイは恐る恐るといった感じにバイクに跨った。
「あ、私のお腹に腕回してくれる？」
マサイ「え」
「抱きつく感じで」
マサイ「……いいの？」
「しっかり掴まってないと危ないから、遠慮しないでいいよ」
マサイ「じゃあ……失礼します」
「うん、どうぞw」
おずおずと私のお腹に腕を回すマサイくん。
「もっと力入れてくれた方が安心して運転できるんだけどな？」
マサイ「うっ……こう…？」
ギュッ、と腕に力が入った。
うん、これなら安心だ。
「じゃあ出発するよ」
マサイ「うん」
走り始めは緊張気味だったのがマサイくんの腕から何となく伝わってたけど、10分も走れば慣れたのか、話すようになった。
「気持ちいいでしょ」
マサイ「うん、こんなに風感じるんだな」
「それがバイクのいいところだよ」
そんなことを話してるうちにあっという間に目的のショッピングモールに到着。
こんなに短く感じたのは初めてかも。
バイクを駐車場に停めて、2人でショッピングモールに入った。
「まずは適当に回ろっか」
マサイ「そうだね」
お揃いの物なぁ。
何がいいかな。
「何か候補ある？」
マサイ「特には…」
「モトキくんとはキャップだったから、違う物の方がいいよね」
マサイ「……うん」
うーん、どうしようか。
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瀧(プロフ) - ひよこさん» 早速読んでくれたんですか！ありがとうございます！！ひよこさんも一緒に頑張りましょうね！またリクさせていただくかも…笑 (2019年5月26日 23時) (
レス) id: 5c3fcd6700 (このIDを非表示/違反報告)
ひよこ - え、すごくこの小説好きです！こんな素晴らしい人が私の小説にリクくれたなんて…いまだに信じられませぬ…！これからも頑張ってください！応援してます！ (2019年5月26日 23時) (レス) id: 9245ebb64d (このIDを非表示/違反報告)
瀧(プロフ) - Ms.ringoさん» コメントありがとうございます！好きだと言ってくれてめちゃくちゃ嬉しいです！(//∇//) (2019年5月18日 17時) (レス) id: 5c3fcd6700 (このIDを非表示/違反報告)
Ms.ringo - 面白いしマサイは可愛いしで最高！今までの中で一番好きな小説です！更新頑張ってください！ (2019年5月18日 15時) (レス) id: 740cf9a05d (このIDを非表示/違反報告)
www - いいですね！本当におもしろいｗマサイかわいいです (2019年5月12日 9時) (レス) id: b4de02aaed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瀧 | 作成日時：2019年5月1日 17時
