36.モヤモヤ ページ37
マサイside
質問コーナーでAちゃんのことをたくさん知れた。
Fischer'sの中で誰が1番仲が良いかって質問で、俺の名前を出してくれたことが死ぬ程嬉しかったことは君は知らないだろうね。
君の一言でこんなにも舞い上がってるんだよ。
……まあ、元カレのことは聞きたくなかったけど。
元カレの話をしてる時のAちゃんの顔、楽しそうだった。
友達に戻ったって言ってたけど、まだ連絡取ってるらしい。
────あー……嫌だな。
「マサイくん」
マサイ「っ、…何？」
「何か難しい顔してたから。考え事？」
マサイ「あぁ…うん、考え事」
「そっか」
Aちゃんはそれ以上聞くことなく、モトキのところにグミを強請りに行った。
「グミくださいな！」
モトキ「いいよー、はい」
ンダホ「俺もー！」
モトキ「ごめん、Aちゃんにあげたのでラストだった」
ンダホ「えぇぇ！」
「あ、私あられ持ってるよ。食べる？」←
ンダホ「いいの？食べる！」
モトキ「何であられ持ってるのwww」
「モトキくんがグミ持ってるのと一緒だよwww」
メンバーとAちゃんが楽しそうにしてるのを見るのは好き。
距離が近すぎるとモヤモヤするけど。
それだけAちゃんも慣れてきて心を許してる証拠だと思うけど、距離が近すぎると嫌だと思う自分もいて。
こんな風に思う自分が嫌だ。
「マサイくんもあられ食べる？」
マサイ「あ、うん」
「はい」
マサイ「えっ」
Aちゃんはンダホとモトキにあられを渡した後、俺にも渡してきた。
それは別にいいんだけど、問題なのは俺の口元に差し出してること。
これ、は……このまま食べろってことか…？
つまり、あーんというやつか！？そうなのか！？←
「口開けて」
はい、やっぱりあーんでした。←
マサイ「ぁ…」
欲に負けて、口を開けるとAちゃんは一口サイズのあられを俺の口に放り込む。
「美味しい？これ私のお気に入りなの」
マサイ「…うん、美味い」
「だよね！」
美味いって言ったけど、味は全く分からなかった。
あんなにAちゃんの元カレのことでモヤモヤしてたのに、たったこれだけで全部吹き飛んだ。
俺の心はいつもAちゃんに振り回されっぱなしだ。
でも全然悪い気はしないのは、それだけ俺がAちゃんのことが好きだから。
37.仲良しの証＝お揃い→←35.質問コーナー part 3
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瀧(プロフ) - ひよこさん» 早速読んでくれたんですか！ありがとうございます！！ひよこさんも一緒に頑張りましょうね！またリクさせていただくかも…笑 (2019年5月26日 23時) (
レス) id: 5c3fcd6700 (このIDを非表示/違反報告)
ひよこ - え、すごくこの小説好きです！こんな素晴らしい人が私の小説にリクくれたなんて…いまだに信じられませぬ…！これからも頑張ってください！応援してます！ (2019年5月26日 23時) (レス) id: 9245ebb64d (このIDを非表示/違反報告)
瀧(プロフ) - Ms.ringoさん» コメントありがとうございます！好きだと言ってくれてめちゃくちゃ嬉しいです！(//∇//) (2019年5月18日 17時) (レス) id: 5c3fcd6700 (このIDを非表示/違反報告)
Ms.ringo - 面白いしマサイは可愛いしで最高！今までの中で一番好きな小説です！更新頑張ってください！ (2019年5月18日 15時) (レス) id: 740cf9a05d (このIDを非表示/違反報告)
www - いいですね！本当におもしろいｗマサイかわいいです (2019年5月12日 9時) (レス) id: b4de02aaed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瀧 | 作成日時：2019年5月1日 17時
