21.全ての始まり ページ22
マサイくんの家に集まったのは家主のマサイくん、シルクくん、モトキくん、ンダホくん、そして私。
シルク「さて、今から動画を撮る訳だけど、その前に1つ決めとかなきゃいけないことがある」
「決めとかなきゃいけないこと？」
シルク「そ。俺達みたいなお前のあだ名。本名は伏せたいんだろ？」
「あー、うん」
モトキ「あだ名ねー。俺達基本苗字から取ってるから、Aちゃんも苗字から取ろうか？」
シルク「譲葉だから……リズ、とか？」
ンダホ「それはそれで可愛いけどさ、3文字にしたくない？ぺけ以外は3文字だし」
シルク「……いや俺は本当は6文字だけどな！？w」
マサイ「そういやそうだなwww」
ンダホ「ごめん、いつもシルクって呼んでるからついwww」
正直私は何でもいいんだけどな…。
マサイ「うーん、じゃあリズハとかは？」
モトキ「譲葉の“ゆ”以外を取った訳ね。Aちゃん的にはどう？」
「リズハでいいよ。言いやすいし」
シルク「んじゃマサイので決定な！」
私のあだ名は“リズハ”になりました。
いいね、可愛い。
「ありがとうマサイくん。あだ名つけてくれて」
マサイ「いや、あだ名くらい全然…気に入った？」
「うん、気に入った」
シルク「うし、準備完了！そんじゃまずA…じゃなくてリズハはカメラの横で待機な！」
「はーい」
固定されたカメラの横に立った。
録画を開始してから、シルクくんが話し出す。
シルク「どうも、Fischer'sのシルクです！」
ンダホ「ンダホです！」
モトキ「モトキでーす」
マサイ「マサイです」
いつも動画で見る始まり方を目の前で見て、鳥肌が立った。
シルク「今日はなんと、俺達Fischer'sの中学校の同級生が来てくれてるんですよ！」
ンダホ「Foooooo！！」←
マサイ「うるせぇなwww」
モトキ「最初っからテンション高めだねwww」
ンダホ「そりゃそうでしょ！！」
シルク「うん、視聴者さんには何のことだかさっぱり分からないだろうから、早速出てきてもらおうか」
シルクくんに手招きされて、開けてくれた真ん中、シルクくんとモトキくんの間に座る。
私はカメラを見つめて、できる限りの笑みを浮かべてから口を開いた。
「初めまして、リズハです」
────これが、全ての始まり。
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瀧(プロフ) - ひよこさん» 早速読んでくれたんですか！ありがとうございます！！ひよこさんも一緒に頑張りましょうね！またリクさせていただくかも…笑 (2019年5月26日 23時) (
レス) id: 5c3fcd6700 (このIDを非表示/違反報告)
ひよこ - え、すごくこの小説好きです！こんな素晴らしい人が私の小説にリクくれたなんて…いまだに信じられませぬ…！これからも頑張ってください！応援してます！ (2019年5月26日 23時) (レス) id: 9245ebb64d (このIDを非表示/違反報告)
瀧(プロフ) - Ms.ringoさん» コメントありがとうございます！好きだと言ってくれてめちゃくちゃ嬉しいです！(//∇//) (2019年5月18日 17時) (レス) id: 5c3fcd6700 (このIDを非表示/違反報告)
Ms.ringo - 面白いしマサイは可愛いしで最高！今までの中で一番好きな小説です！更新頑張ってください！ (2019年5月18日 15時) (レス) id: 740cf9a05d (このIDを非表示/違反報告)
www - いいですね！本当におもしろいｗマサイかわいいです (2019年5月12日 9時) (レス) id: b4de02aaed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瀧 | 作成日時：2019年5月1日 17時
