20.頼りになる ページ21
「エレン、あのさ」
動画出演のことはエレンに聞いてみよう。
私はFischer'sのことをエレンに話した。
エレン「出ればいいじゃん」
「……まあ、エレンならそう言うと思った」
エレン「でも一応フルネームは伏せてね」
「そこは分かってるよ」
エレン「Fischer'sだっけ?」
「うん、知ってる?」
エレン「ううん、知らない」←
きっぱりと言い切ったエレン。
日本語は本当に上手なんだけど、こういうところはやっぱりアメリカ人だ。
「よかったら見てみてよ。面白いから」
エレン「ミナミが出る動画は見る!」←
「はいはい」
シルクくんには名前伏せてくれるなら顔出ししてもいいよって返事をした。
すぐに既読になって、詳しいことは電話で話そうって。
エレン「……ミナミっ!!」
「うわ、何?そんな大声出さんでも」
エレン「私にも構って!!」←
「めんどくさい彼女か」←
私がスマホばかり弄ってたからだろう。
エレンが抱きついてきた。
抱きついてきたエレンを無理矢理引き剥がさないくらいには、私もエレンが大好き。
だって、故郷を離れてわざわざ日本についてきてくれたんだから。
「そうだエレン、今度美味しい和食食べに行こ」
エレン「和食!?楽しみ!!」
エレンは和食が好き。
箸も上手に使う。
まあ使い方は私が教えたんだけど。
「さて、休憩もしたし、そろそろ仕事再開するかな。エレンもね」
エレン「はーい。5時に迎えに来るから」
「お願いね」
エレンが出ていった部屋は一気に静かになる。
軽く伸びをしてから、私はまたパソコンに向かった。
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────そして、遂にその日はやってきた。
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瀧(プロフ) - ひよこさん» 早速読んでくれたんですか!ありがとうございます!!ひよこさんも一緒に頑張りましょうね!またリクさせていただくかも…笑 (2019年5月26日 23時) (レス) id: 5c3fcd6700 (このIDを非表示/違反報告)
ひよこ - え、すごくこの小説好きです!こんな素晴らしい人が私の小説にリクくれたなんて…いまだに信じられませぬ…!これからも頑張ってください!応援してます! (2019年5月26日 23時) (レス) id: 9245ebb64d (このIDを非表示/違反報告)
瀧(プロフ) - Ms.ringoさん» コメントありがとうございます!好きだと言ってくれてめちゃくちゃ嬉しいです!(//∇//) (2019年5月18日 17時) (レス) id: 5c3fcd6700 (このIDを非表示/違反報告)
Ms.ringo - 面白いしマサイは可愛いしで最高!今までの中で一番好きな小説です!更新頑張ってください! (2019年5月18日 15時) (レス) id: 740cf9a05d (このIDを非表示/違反報告)
www - いいですね!本当におもしろいwマサイかわいいです (2019年5月12日 9時) (レス) id: b4de02aaed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:瀧 | 作成日時:2019年5月1日 17時