15.お開き ページ16
それから宴会(？)は続き、お酒を飲みまくった。
私はお酒にはかなり強い方で、ザルより更に上のワクと呼ばれる部類に入る。
缶ビールを10本は飲んだけどピンピンしてるしね。
ぺけたん「A〜、チューハイちょーだい！」
「そんだけ酔っ払ってる奴に酒は渡さん」←
ぺけたん「え〜、Aのけち！」
「ケチで結構ですー」
モトキ「Aちゃん全然酔ってないね」
「私ワクなんだよ」
マサイ「ワク？？」
「お酒にかなり強い人のことをザルっていうじゃない？そのザルより更にお酒に強い人のことをワクっていうんだ」
マサイ「へぇ…確かに、お酒強いですよね」
マサイくんは私の飲んだ缶ビールを眺めてそう言った。
酔っ払って絡んできたぺけたんを適当にあしらいつつ、潰れていないモトキくんとマサイくんと話す。
私を含めた3人以外は皆酔い潰れちゃった。
ぺけたんも私にケチって言ってから寝たみたい。
「ねぇ、潰れちゃったけど大丈夫なの？」
モトキ「明日二日酔いになるだけだから大丈夫だよ。元からマサイ以外はシルクの家に泊まる予定だったから」
「そっか。潰れた人が5人もいるし、そろそろお開きにする？」
モトキ「そうだね〜。後片付けは俺がやるから、Aちゃん帰っていいよ」
「え、それは悪いよ。私もやる」
モトキ「でも結構時間遅いよ？」
「大丈夫。2階上に帰るだけだから」
モトキくんを説得して、潰れてない3人である程度後片付けをした。
マサイ「こんなもんか」
モトキ「だね」
「後片付けも終わったし、帰ろうかな」
コートを羽織り、潰れて寝ている5人を見る。
本当に楽しかったな。
シルクくんにLINEでお礼言っとかなきゃ。
モトキ「あ、Aちゃん、帰る前にLINE交換しない？」
「お、全然いいよー」
モトキくんとLINEを交換して、私は玄関に向かう。
私の後ろにマサイくんもいるから、マサイくんも自分の家に帰るんだろう。
「モトキくん、今日はありがとうって皆が起きたら伝えてくれる？」
モトキ「分かった。じゃあ気を付けてね」
「うん、バイバイ」
モトキ「バイバイ。マサイもまた明日」
マサイ「あぁ、また明日」
ヒールを履いて、玄関を開ければ冷たい空気が頬を撫でた。
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瀧(プロフ) - ひよこさん» 早速読んでくれたんですか！ありがとうございます！！ひよこさんも一緒に頑張りましょうね！またリクさせていただくかも…笑 (2019年5月26日 23時) (
レス) id: 5c3fcd6700 (このIDを非表示/違反報告)
ひよこ - え、すごくこの小説好きです！こんな素晴らしい人が私の小説にリクくれたなんて…いまだに信じられませぬ…！これからも頑張ってください！応援してます！ (2019年5月26日 23時) (レス) id: 9245ebb64d (このIDを非表示/違反報告)
瀧(プロフ) - Ms.ringoさん» コメントありがとうございます！好きだと言ってくれてめちゃくちゃ嬉しいです！(//∇//) (2019年5月18日 17時) (レス) id: 5c3fcd6700 (このIDを非表示/違反報告)
Ms.ringo - 面白いしマサイは可愛いしで最高！今までの中で一番好きな小説です！更新頑張ってください！ (2019年5月18日 15時) (レス) id: 740cf9a05d (このIDを非表示/違反報告)
www - いいですね！本当におもしろいｗマサイかわいいです (2019年5月12日 9時) (レス) id: b4de02aaed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瀧 | 作成日時：2019年5月1日 17時
