第231話 ページ41
6時の方向から先程の艦隊と、ビッグ・マムが確認できた。
ビッグ・マムはなんと海の上を歩いている。
いや、正確に言えば海の上ではなく、動く巨大なキャンディの上だ。
艦隊からは大砲、鏡の中からは火の矢が飛んでくる。
その対処に追われていると、どこからかルフィの声が聞こえた。
『おい！ナミィ！！』
「！？ルフィさん…！？」
『A！ジンベエ！聞こえるか！？誰か応えろ！！』
その声のする方に耳を傾け、鏡の欠片からルフィの声がしている事に気付く。
急いでその鏡の欠片を拾い、応えた。
「ルフィさん！私！A！」
『A！まだ船に鏡があるだろ！？男部屋とか風呂場とか！！』
「ある、けど…」
『全部割れ！！粉々に！！』
「何言ってんの！？そしたらあんたどこから帰ってくんのよ！！」
話を聞いていたナミは口を挟む。
ルフィの言ってる事を実行すれば、ルフィの帰る手段がなくなってしまう。
『分からねェけど何とかなる！何とかする！！』
「！」
『ウブッ…！！』
「ルフィ！？大丈夫！？」
ルフィの呻き声が聞こえた。
カタクリと戦いながら話しているのだろう。
『早く割れ！全部！！敵がそっちへなだれ込むぞ！！おれ1人じゃ止めきれねェ！！こいつ1人に集中させてくれ！！』
「…ナミさん！ルフィさんの言う通りに！」
「そうね…！みんな！船の中にある鏡を全部────」
「ナミ！大変だよ！！逃げきれない…！」
上を見上げると、サニー号など容易く飲み込んでしまうだろう高波が迫ってきていた。
「ルフィ、さん…」
「もしもし？ごめんルフィ……私達もう…ダメかも……」
Aは思わずへたり込む。
(サンジさん……)
絶望の最中、大好きな人の名前を心の中で呼んだ。
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ロロ - 夢主ちゃんめっちゃかわいい！✨妹にして毎日可愛がりたいくらい🎵 (2022年2月14日 17時) (
レス) @page50 id: 9b9224080b (このIDを非表示/違反報告)
美桜(プロフ) - 瀧さん» がんばります！ (2018年10月7日 23時) (レス) id: 0fa0c7b8d5 (このIDを非表示/違反報告)
瀧(プロフ) - 美桜さん» 読みました！続き、楽しみにしてます(=´∀｀) (2018年10月6日 23時) (レス) id: ebb69f2d36 (このIDを非表示/違反報告)
あおい(プロフ) - 瀧さん» いえ！喜んでいただけて何よりです(*^^*) (2018年10月6日 22時) (レス) id: 1116487a26 (このIDを非表示/違反報告)
瀧(プロフ) - あおいさん» あおいさん！無事に載せる事ができました！！本っっっ当に感謝しかありません…！！可愛い夢主を描いてくださってありがとうございます(〃ω〃) (2018年10月6日 21時) (レス) id: ebb69f2d36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瀧 | 作成日時：2018年9月21日 0時
