第210話 ページ20
マザー・カルメルの写真を割る役はルフィが担当する。
ナミがルフィが囮になるみたいじゃない！と怒るが、当の本人は笑って軽く引き受けた。
「頼もしいな。タイミングは分かってるか？」
「サンジがプリンとチューしたらだろ？」
「バカしねェよ！できねェんだ！！」
Aはルフィがキスというものを理解している事に驚いた。
そういうのとは無縁だと思っていたが、そうではないのだろうかと考えた。
(……いやルフィさんだって19なんだし、それくらい知ってるか)
Aが余計な事を考えている間に、話は進んでいた。
「ビッグ・マムの奇声が上がればこっちのもんだ。会場がたじろいでる間にお前らは"救出"、おれ達は"暗殺"。最悪10秒以内に片付けろ」
そして用が済んだらブリュレを使って逃走する、という手筈だ。
シーザーがブリュレを連れ、脱出用の鏡を持って会場内に突入する。
シーザーの鏡の中に飛び込んで、
「互いに船に行き着いたら共闘もそこまで！あとは全力でナワバリから抜け出すんだ。武運を祈る！！」
「よし！！」
話はまとまった。
"茶会"まであと2時間半。
サンジとベッジ達は戻らなければならない。
サンジはソファから立ち、Aがルフィとチョッパーとキャロットと話してるのを確認してからナミに話しかけた。
「あの、ナミさん。お願いがあるんだけど…」
「！あら、何？」
「実は────」
サンジはナミにあるお願いをした。
それを聞いたナミはにこりと笑う。
「もちろんいいわよ。元からそのつもりだったし」
「！ありがとう、ナミさん」
「ただ、今度は嘘偽りなく、サンジ君の思ってる事全部話す事！いい？」
「大丈夫、分かってるよ」
サンジはAの後ろ姿を見る。
その髪に2年前自分があげたバレッタが光に当たってキラキラと反射してるのを見て、泣きそうになった。
(まだ、持っててくれてたんだね)
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ロロ - 夢主ちゃんめっちゃかわいい！✨妹にして毎日可愛がりたいくらい🎵 (2022年2月14日 17時) (
レス) @page50 id: 9b9224080b (このIDを非表示/違反報告)
美桜(プロフ) - 瀧さん» がんばります！ (2018年10月7日 23時) (レス) id: 0fa0c7b8d5 (このIDを非表示/違反報告)
瀧(プロフ) - 美桜さん» 読みました！続き、楽しみにしてます(=´∀｀) (2018年10月6日 23時) (レス) id: ebb69f2d36 (このIDを非表示/違反報告)
あおい(プロフ) - 瀧さん» いえ！喜んでいただけて何よりです(*^^*) (2018年10月6日 22時) (レス) id: 1116487a26 (このIDを非表示/違反報告)
瀧(プロフ) - あおいさん» あおいさん！無事に載せる事ができました！！本っっっ当に感謝しかありません…！！可愛い夢主を描いてくださってありがとうございます(〃ω〃) (2018年10月6日 21時) (レス) id: ebb69f2d36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瀧 | 作成日時：2018年9月21日 0時
