第203話 ページ13
ルフィは今朝、サンジと別れてから何が起こったのか大まかに話した。
「よかった、Aちゃんもナミさんも無事なのか…！！」
「────しかしどうやってあいつらと合流するかだな。お前が帰ってくるって聞いたらみんな喜ぶぞ！ししし！」
「……おれァ…Aちゃんに合わせる顔がねェなァ〜〜……」
「Aがお前の事一番心配してたからな」
「……なのに恐ェ思いをさせちまった…」
絶対に嫌われた、と声が小さくなるサンジをルフィは笑い飛ばした。
「Aがお前の事嫌いになる訳ねェだろ！」
「……泣かせたんだぞ、おれは………」
サンジが頭を抱えると同時に、雨が止み始めた。
空を見上げていると、突然チョッパーの声が聞こえた。
『おーい！！』
「え！？」
『ルフィ〜！そこにいるか〜！？』
ルフィはチョッパーの声が聞こえる鏡の欠片を発見。
それを持ち上げてルフィは話しかける。
「無事なのか！チョッパー！！」
『あ〜〜！ルフィ！！よかった本当にいた！！』
『ルフィ！サンジ君も一緒！？』
「あァ一緒だ！そっちは？」
『こっちは鏡の中から全員救出できたんだよ！ルフィ！！』
『ブルックは"
ぽんぽんと進む会話にサンジは置き去りになっていた。
口を挟めず、黙って聞いていた。
「ほんとか！？さすがだな！お前ら！！」
『そ…そんなに褒められても…嬉しくねェぞコノヤロー♡』
『えへへへコノヤロー♡』
『ヨホヘヘ♡このイカレポンチ！』
相変わらずの照れ方だ。
変わらないそれにサンジは口元が緩む。
『ルフィ！サンジがそこにいるのはいいが、話はついたのか！？』
「サンジはまだ戻らねェ！」
『『え〜〜っ！？』』
「これから"ビッグ・マムの茶会"と"結婚式"をぶっ壊して！サンジの家族を救い出す！！そしたら…！サンジは帰ってくる！！」
ルフィの言葉に鏡の向こうはしー…ん、と静かになる。
「ルフィ…相手は"四皇"だ…！おれの我儘でみんなを…いやAちゃんとナミさんを危険に晒したくねェ…！！だから…」
そこまでしなくていい、とサンジが言う前に、鏡の向こうから喜ぶ声が響いた。
その大きさにルフィもサンジもひっくり返る。
どこまでも優しい仲間達にサンジは泣きそうになった。
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ロロ - 夢主ちゃんめっちゃかわいい！✨妹にして毎日可愛がりたいくらい🎵 (2022年2月14日 17時) (
レス) @page50 id: 9b9224080b (このIDを非表示/違反報告)
美桜(プロフ) - 瀧さん» がんばります！ (2018年10月7日 23時) (レス) id: 0fa0c7b8d5 (このIDを非表示/違反報告)
瀧(プロフ) - 美桜さん» 読みました！続き、楽しみにしてます(=´∀｀) (2018年10月6日 23時) (レス) id: ebb69f2d36 (このIDを非表示/違反報告)
あおい(プロフ) - 瀧さん» いえ！喜んでいただけて何よりです(*^^*) (2018年10月6日 22時) (レス) id: 1116487a26 (このIDを非表示/違反報告)
瀧(プロフ) - あおいさん» あおいさん！無事に載せる事ができました！！本っっっ当に感謝しかありません…！！可愛い夢主を描いてくださってありがとうございます(〃ω〃) (2018年10月6日 21時) (レス) id: ebb69f2d36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瀧 | 作成日時：2018年9月21日 0時
