第70話 ページ24
Aは終始隠れさせられていたが、麦わらの一味全員の全力での戦闘により、バーソロミュー・くまを倒す事ができた。
ただAはどこか違和感を感じていた。
(……あの時の人と、何か違う気がする…)
だからこそ、不安が拭い切れない。
「ハァ……ちょっと…休もう……いきなり…こんな、全力の戦闘になるとは…思わなかった…………！！」
ルフィが息切れしながら言うが、サンジはそれを否定した。
「…休みてェが…まず身を隠した方がいいな……今また見つかったら、おれら一網打尽だぞ…」
「ゼェ……ゼェ……それもそうだ…でもあとほんのちょっと待ってくれ……」
直後、どこからか声がした。
「まったくてめェらやってくれるぜ！！」
「「！？」」
「え…！？何だ！？また敵か！！？」
「どこから声が……！？」
「！上だよ！！」
Aが上を指差すと、2つの大きな影が見えた。
「ほいさァ！！」
ドスゥン！！と派手な音を立てて、2つの影は着地した。
土埃が晴れた先にいたのは、先程倒したはずのバーソロミュー・くまと、鉞を担いだ男だった。
「おいおい…何て無様な姿だ『PX-4』……！てめェら『パシフィスタ』を1人造るために軍艦1隻分の費用を投入してんだぜ！！────まったくあのパンク野郎に何て報告すりゃいいんだよ…！」
「うわァ〜！！またいるぞ〜〜！！七武海！！！」
「も…もしかしてあれが本物か！！？」
「本物だろうが偽物だろうがもうあんなのと戦う体力残ってねェぞこっちは……！！」
「今…『
「……さっき倒した奴の名前かしら…」
「てめェは何者だ"鉞"ィ！！」
「…………人を武器の名で呼びやがって。わいに質問しても無駄だ。お前達に教える事は何もねェよ！わいは世界一ガードの固い男…！したがって口も固いんだ」
「名前くらい名乗ったらどうだ！」
「何も答える筋合いはねェな……言ったはずだ。わいは『世界一口の固い男』戦桃丸だ」
「名乗っちゃった……」
「せんとう丸だな……」
「────あ、今のはわいが自発的に教えたんだぜ。てめェの質問には答えねェ」
「……そうか」
戦桃丸はどこか調子が狂う男だった。
それに加え、結局彼が何者なのか、バーソロミュー・くまの姿をした『パシフィスタ』とは何なのか分からずじまいだ。
────ただ敵である事には変わらない。
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瀧(プロフ) - 腹ぺこ侍さん» ありがとうございます！私占いツクール始めて間もないので、慣れてなくてすみません(>_<)大好きって言ってくれて本当嬉しいです！これからも頑張れます(*^^*) (2018年8月31日 23時) (
レス) id: ebb69f2d36 (このIDを非表示/違反報告)
腹ぺこ侍(プロフ) - 瀧さん» レスありがとうございます！続編おめでとうございます(*´ｰ`*)更新頻度も多くてこの小説大好きです！！あと、 出来ればレス機能を使って返信していただけるとすぐ気づけるので嬉しいです！上から目線ですみません…… (2018年8月31日 23時) (レス) id: b1c8d6ac09 (このIDを非表示/違反報告)
瀧(プロフ) - コメントありがとうございます！これからまだまだ続きますので、楽しみにしていてください(^^)本編で書きたかったけど書けなかった話とか、本編終わったら番外編として書こうかなと考えてます！ (2018年8月30日 22時) (レス) id: ebb69f2d36 (このIDを非表示/違反報告)
腹ぺこ侍(プロフ) - え……展開的においしすぎる…… (2018年8月30日 22時) (レス) id: b1c8d6ac09 (このIDを非表示/違反報告)
瀧(プロフ) - わー！ありがとうございます！コメントしてくださって嬉しいです(*^^*) (2018年8月23日 22時) (レス) id: ebb69f2d36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瀧 | 作成日時：2018年8月23日 21時
