126-感覚がおかしい？お姉ちゃん ページ26
ワノ国の湯屋は海外とは違い入込湯。
つまり分かりやすく説明すると────
────混浴である。
「……姉様だけなら行ったがナミ屋達もいるだろ、俺は行かねェ」
「いやトラ男お前ェ姉貴と2人だったら行ったんかい！！」
フランキーのツッコミにウソップはうんうんと頷き、サンジは嫉妬で燃えていた。
『？姉弟だから別に一緒にお風呂くらいよくない？』
「……まァ最後に一緒に入ったのは20年近く前だがな」
『えー、もうそんな前になるのかァ』
「トラ男の姉ちゃん、なんつーか…トラ男に対して距離感ガバガバなとこあるよな」
「ぅ、う、羨ましい……ッッ！！！」
「あー、サンジは押さえとくから湯屋に行ってこいよ」
『そう？じゃあまた後でね』
「姉様、くれぐれも騒ぎを起こすなよ。
ナミ屋達にも伝えておいてくれ」
『了解』
最後にローの頭を一撫でしてから空き家を出た。
『……花魁小紫が死んだ、ね…』
その場にいた訳ではない。
だが、本当にこの世を去ったとは俄かに信じられなかった。
心が騒つく。
靄がかかったような、スッキリとしない。
(……いつかこの靄が晴れる日が来るか)
それまでは自分は自分にしかできない
…
「誘ったのは私だけど、あんたが来るとは思ってなかったわ」
『何で？』
「だって混浴よ？トラ男君がよく許したなって。
“姉様の裸をどこの馬の骨かも知らない下心しかねェ奴らに見せる訳ねェだろ”とか言いそう」
『あはははっ！私とローが姉弟じゃなくて恋人だったら反対したかもね』
ナミ達と合流し、湯屋にやってきた。
主にA、ナミ、ロビンの体に湯屋にいた男達の視線は釘付けだ。
別に男に裸を見られるのは初めてではないのでAはそれ程抵抗感はない。
シャンクスと関係を持たなかったら、出会ってなかったら、Aはこの状況が恥ずかしくて堪らなかっただろう。
いや、そもそもナミの誘いすら断っていた。
(お風呂気持ちいいな〜……)
能力者故に力は抜けるが熱いくらいの湯船の誘惑に勝てず、心行くまで堪能した。
だが、事件はその後すぐに起こった。
「手入れだ！全員動くな！！」
「百獣海賊団“真打ち”ホーキンスだ！」
「湯屋なんかに何の用だ…？」
突然、ホーキンスが部下を率いて湯屋にやってきた。
外にはドレークもいるらしい。
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ライキ - 初めまして！すごく面白かったです！更新楽しみにしてます! (2022年8月17日 7時) (
レス) @page38 id: c3cdfe919e (このIDを非表示/違反報告)
水無月弥生(プロフ) - コメント失礼しますm(*_ _)mとても楽しめました！続きを楽しみに待ってます！このご時世なのでお身体にお気おつけください！ (2022年2月12日 16時) (レス) id: 9fe8b56f99 (このIDを非表示/違反報告)
橋本アリィちゃん(プロフ) - 初コメ失礼します！とても面白かったです！もし続編があるのなら、続きを楽しみに待っています！(*´ω｀*) (2022年1月4日 14時) (レス) @page38 id: 1849d0f1e6 (このIDを非表示/違反報告)
瀧(プロフ) - シンアさん» 夢主は異名が白龍なので、は(→8月)く(→9日)りゅう、って感じで単純だけどいいや！と決めましたw 推しと誕生日同じだと嬉しいですよね！これからも更新頑張ります！！ (2021年10月22日 21時) (レス) id: 6f454b9d63 (このIDを非表示/違反報告)
瀧(プロフ) - ゆみさん» 作者はサンジもローも推しなのでできる限りどっちも出しますd(^_^o) (2021年10月22日 21時) (レス) id: 6f454b9d63 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瀧 | 作成日時：2021年10月6日 0時
