113-ワノ国編、開幕 ページ13
────そして、ついにハートの海賊団一行はワノ国へ上陸。
上陸するのに少々手間取ったが、船を隠せる場所も発見。
久し振りの陸にAは大きく伸びをした。
「陸だ〜！！」
「アウ！太陽がこんなにも眩しいなんて思うのは初めてだぜ！」
「麦わら達は普通の帆船だもんなァ、やっぱ潜水艦の航海はキツいか」
「中々悪くはなかったけどな」
「ええ、快適だったわ」
『……全員静かに』
浜辺のすぐ先にある森から獣の気配を感じ取った。
その獣もA達に気付いたのか、真っ直ぐこちらに向かってきている。
ゾロが抜刀しかけたので制した。
不満そうな顔をされたがここは譲れない。
“白龍”を敵に回すとどうなるか、
『私がやる』
「…わざわざお前が出る程でもねェだろ」
『いいから、
それは内通者の
まさか自分に向けられているとは
『そういやこの姿は初めて見せるな』
獣型ではなく人獣型へ変身。
翼、角、歯、爪、肌、尾、脚はドラゴンのそれに変化。
二本足で立つと身長は4mを軽く超えている。
「人獣型…私もあなたの人獣型を見るのは初めてだわ」
『前革命軍のチビっ子達に見せたら泣かれたからあまり好きじゃないんだ』
「で、デカい！想像以上にデカい！！」
「けどカッコいい！！」
『はは、ありがとね』
「…姉様、来たぞ」
浜辺に現れたのは巨大な狒々。
何故か刀を持っていて何やら興奮している。
『狒々か…相手が悪かったね』
「A殿、本当に加勢せず平気か！？」
『私を誰だと思ってる…大丈夫、すぐ終わらせる』
その瞬間、砂浜を蹴りコンマ数秒後には狒々の懐に入っていた。
『“
体を回転させながら放つ拳は単純な威力だけでなく衝撃波も半端ではない。
まともに食らった狒々は何本もの木を破壊しながら吹っ飛んでいく。
ようやく止まった頃には完全に意識を失っていた。
それを遠目に確認し、ハートの海賊団の元へ戻る。
『ね？すぐだったでしょ』
「いや早すぎるわ！！」
「ぃ、一撃って…！」
「マジで味方でよかった…」
上陸早々こんなことがあったが、これはまだ序章に過ぎない。
────ワノ国での激動の日々が始まろうとしていた。
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ライキ - 初めまして！すごく面白かったです！更新楽しみにしてます! (2022年8月17日 7時) (
レス) @page38 id: c3cdfe919e (このIDを非表示/違反報告)
水無月弥生(プロフ) - コメント失礼しますm(*_ _)mとても楽しめました！続きを楽しみに待ってます！このご時世なのでお身体にお気おつけください！ (2022年2月12日 16時) (レス) id: 9fe8b56f99 (このIDを非表示/違反報告)
橋本アリィちゃん(プロフ) - 初コメ失礼します！とても面白かったです！もし続編があるのなら、続きを楽しみに待っています！(*´ω｀*) (2022年1月4日 14時) (レス) @page38 id: 1849d0f1e6 (このIDを非表示/違反報告)
瀧(プロフ) - シンアさん» 夢主は異名が白龍なので、は(→8月)く(→9日)りゅう、って感じで単純だけどいいや！と決めましたw 推しと誕生日同じだと嬉しいですよね！これからも更新頑張ります！！ (2021年10月22日 21時) (レス) id: 6f454b9d63 (このIDを非表示/違反報告)
瀧(プロフ) - ゆみさん» 作者はサンジもローも推しなのでできる限りどっちも出しますd(^_^o) (2021年10月22日 21時) (レス) id: 6f454b9d63 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瀧 | 作成日時：2021年10月6日 0時
