第45話 ページ47
時は進み…ブルックが仲間になり、ゾロが目を覚ました事もあって麦わらの一味はスリラーバークから出航した。
ブルックはずっと疑問に思っていた、何故Aがこの船に乗っているのかという事をナミにこっそりと尋ねる。
するとナミから返ってきた答えは、自分とは違うが彼女が孤独に生きてきたという事、血の繋がった家族から虐待されていた事だった。
そしてAを救ったのはサンジだという事。
だからAはサンジに一番懐き、サンジもまたAに甘いのだと漸く納得した。
ブルックは気付いた────サンジがナミやロビンには向けない笑顔をAに向けている事に。
それは偶然だった。
サンジがいつも通りおやつを作ってくれた時の事だ。
サンジはまず女性陣に丁寧にサーブしてから男性陣に割と雑におやつを配る。
ブルックがおやつのシュークリームを頬張っていると、メインマストのベンチでAとサンジが2人でいるのを見た。
なんとなく観察する事にした。
サンジはシュークリームを頬張るAを愛おしそうに眺めている。
2人の位置からブルックは遠くにいたから声は聞こえなかったが、口の動きを見るにサンジが美味しい？とAに聞いている様だった。
Aが満面の笑みでサンジに頷き、サンジは嬉しそうに目元を緩めてAの頭を撫でる。
(ヨホホホ、仲がよろしいんですね)
孫を見る様な目で2人を眺めていたブルック。
Aに対してだけはナミやロビンの様にメロリンしない。
それはAがまだ子供だからだと思っていたが、実のところはそうではないらしい。
(サンジさん、あなたにとってAさんはとても大切な人なんですね)
そして逆もまた然り。
Aにとってもサンジは特別で、大切な人。
自分はこの船に乗ってからまだ日は浅い。
だがその短時間でもAとサンジがお互いの事を大切に思っているのがよく分かった。
(ヨホホホ…大人として、あの2人が幸せになれる様見守りましょうか)
将来あの2人がどうなるのかは分からないが、2人が幸せに笑っていられる様な未来になればいいと思うブルックであった。
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minamiywt18(プロフ) - 森田菜々子さん» ありがとうございます！更新頑張ります！！ (2018年8月16日 22時) (
レス) id: b765eaea0d (このIDを非表示/違反報告)
森田菜々子 - minamiywt18さん» こちらこそすいません；その代わり最新頑張ってくださいね。 (2018年8月16日 21時) (レス) id: cc13c935d5 (このIDを非表示/違反報告)
minamiywt18(プロフ) - カーさん» コメントありがとうございます！凄いやる気出てきました(*´∇｀*)頑張ります！！ (2018年8月16日 16時) (レス) id: ebb69f2d36 (このIDを非表示/違反報告)
minamiywt18(プロフ) - 森田菜々子さん» ごめんなさい、私ドラゴンボール詳しくなくて…。本当に申し訳ないんですが短編集をお作りすることはできませんm(_ _)m (2018年8月16日 16時) (レス) id: ebb69f2d36 (このIDを非表示/違反報告)
カー(プロフ) - とっても面白いです！更新も早くて！楽しく読まさせていただいています！これからも頑張ってください！ (2018年8月16日 16時) (レス) id: e4298f3c08 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瀧 | 作成日時：2018年8月16日 1時
