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芽生 ページ5

こんなもんでいいかな。長文だと引かれそうだし、言いたい事だけを二つに分けてまとめた。送信すると吹き出しが何もなかったトーク画面にポコンポコンと二つ、吹き出しが現れた。



こんばんは、モトキです。夜遅くにすみません。
これからよろしくお願いします!



……変、じゃないよな?あぁでも送っちゃったしもうどうにでもなーれ!


LINEを閉じてリュックの中にスマホを雑に入れてシルク達の所に向かった。シルクとマサイの間に座る。この4人の時の定位置。



「お待たせ」
「んじゃ撮影始めるぞー」



いつ返信来るかなぁ、なんてちょっとドキドキしながら俺はカメラに向かっていつもの挨拶をしたのだった。







撮影が終わって俺はすぐにスマホを確認した。あ、通知来てる。高千穂さんだ。時間的に俺が送った30分後くらいに送られてきてる。



たかちほこんばんは、高千穂です。
たかちほこちらこそよろしくお願いします。
たかちほ今日、お話しできて楽しかったです。



そっか、楽しかったのか。ほぼ筆談だったけど、高千穂さんは楽しんでくれてたのか。楽しかったのは俺だけじゃなかったんだ。よかった。


無意識にニヤけてたらしい。マサイに何ニヤけてんだよってツッコまれた。そんなニヤけてたの?不思議そうに俺を見るマサイに適当に誤魔化して、返信しようと少し文字を打ち込んでから思い直した。撮影が思ったより長くかかって今午前2時過ぎだ。流石にもう寝てるよな。


こんな時間に送っても迷惑だろうし、返信は明日の朝にしよう。なんて返信しようか。今日……もう昨日か、昨日会った公園によく行くのか聞いてみよう。邪魔じゃなければ、高千穂さんが絵を描いてる姿を見てみたい。あんなに綺麗な絵をどうやって描くのか気になるのもあるけど、俺が高千穂さんと一緒にいたい。


あぁ、これはあれ(・・)なのかな。いやでもまだ出逢ったばかりだしそんな事はない、はず。でも恥ずかしそうに笑った高千穂さんの顔が鮮明に脳裏に浮かぶ。その顔を可愛いと思ったのは事実だ。


俺、高千穂さんの事好きなのかな。

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(プロフ) - wwwさん» 作者もです笑 作者の願望が詰まった作品になっております笑笑 (2019年7月18日 22時) (レス) id: 5c3fcd6700 (このIDを非表示/違反報告)
www - ああ、こんな恋したい (2019年7月17日 18時) (レス) id: 423bf3fc22 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ひなさん» そう言っていただけて嬉しいです!頑張ります(≧∀≦) (2019年7月4日 14時) (レス) id: 5c3fcd6700 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - wwwさん» ありがとうございます(*゚▽゚*) (2019年7月4日 14時) (レス) id: 5c3fcd6700 (このIDを非表示/違反報告)
ひな - この小説好きです。投稿頑張ってください! (2019年7月4日 0時) (レス) id: 0d818dd5f0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2019年7月1日 0時

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