寵愛のゴーストシップ

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ッ…


重いまぶたを開けるとそこには知らない天井と
赤い髪の男の子が…





は？ えっどういうこと？ 私お店でカプチーノ飲んで あれ記憶がない そのあとどうしたんだっけ




？「起きた！ みんなーー起きたでーーー！！」





？「あっまじで？」



？「今回はどんなかなんかなぁ」




？「志麻くんがっつかんといて下さいねぇ」




何何何 この人たち


『あーー！ あのcaféの店員じゃねぇか！』




？「ヤッホー‼ うん 元気みたいでよかった！」





待て待て待て 全然状況が把握できないんですけど

『あのここはどこで 、あなた達は誰なんですか？』


?「そうやな 説明せんとわからんよね〜
じゃあまず自己紹介からしましょうか」


う「俺は 浦田 わたる 」

割と真面目そうな人かも



し「俺 志麻っちゅうねん きみ脚綺麗やね！」


こいつはやばい方だな うんやばい方だな



さ「僕 坂田！ 君の血って美味しい？」



え？何サイコパス？ 何この人、笑顔で何聞いてくんの⁉



せ 「センラです〜 緊張せんでええからな
リラックスしてや〜」


あっこの人が一番安全なのか？



『えっと 夜野Aです』



う「えっとじゃあ説明だよな…」


浦田さんの話は少々長かったのでまとめると…


・浦田さん達はみんなお化け (うん、なんとなくわかってたけど⁉ 浦田さんとか羽ついてるしね！)


・ハロウィーンの日には 人間界から一人一年間の家政婦的存在を選べる


・その家政婦は掃除 洗濯の他に 血を提供しなくてはいけない



・そして年度の最後には殺される


…物騒じゃないすか！ 何そのルール最後とか特にいらないないかな⁉




う「でも俺たちにも相性はあるわけで」


し「ここんとこ適合者がいなくてずっと俺らで回してたもんな」



さ「僕 本当に我慢したんだから！」



せ 「今年は見つかってよかったですわ〜」



えっとつまり…
あのcaféには選ばれた人しか入れなく、
その中でもあのカプチーノを飲んで苦しまずに寝た人が適合者だと…

苦しむって初対面になんちゅうもん飲ませたんのですかね！

てか




『待って 。私に拒否権は う「ないけど」酷くない？』



せ 「そうやよね 悲しいよね 急に離れ離れなんて」




まぁ家族は恋しいけど…私はなるようになれ主義やからな


『まぁべつに いいんですけど』



うしさせ「「「「え？いいの？」」」」

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