［イナＧＯ］箱入り娘を連れ出して［南沢篤志］ (ページ2)

今日:4 hit、昨日:3 hit、合計:2,795 hit

転校生は財閥のお嬢様でしたページ2

「今日、転校生がくるんだってー」

「女子？男子？」

「女子らしいよ～」

「どんな子かな～」

クラスのやつが転校生がくるとかなんとか騒いでいる

まあ、俺は興味ないけど…

そう思っていたはずだった

「ほら、席ついて」

オバサン先生が来た

「今日は転校生を紹介するわ。入ってください」

ｶﾗｶﾗｯ

黒っぽい茶色の長い髪

特徴的な大きいリボン

歩き方一つ一つに気品が漂う

「桐生Aです。よろしくね(ﾆｯｺﾘ」

「桐生って桐生財閥の桐生か？」

クラスメイトの一人が聞く

「えぇ、そうよ」

どうりで優雅なわけだ…

俺が思ったこと？

スカート長ぇよ←

今時膝丈とか珍しいわ…

「桐生さんは、南沢くんの隣に座って」

俺のとなりかよ…

「俺が南沢、南沢篤志だ」

そう言って手を挙げると、
こっちへ向かって来た

隣まで来ると、

「篤志くんね、よろしく」といって座った

隣で「これが学校のイスと机というものなのね…家にあるイスと机とは全然違うわ…」

とか呟いてたのが聞こえた気がしたが気のせいだと思いたい

そのあとは桐生への質問タイムだった

話をまとめると
･今までは学校に行かず、専属の家庭教師に勉強を教えてもらっていた
･家の外にもほとんど出たことがない
･だから教室の机や椅子を見て、「これが学校の机と椅子なのね…」と思ったとか
･桐生財閥の名に恥じないように過ごしたいらしい

こんなもんだな

･･･････････まあ、ようは箱入り娘ってわけだ

この時はまだ自覚が無かったが

俺はコイツが気になっていた

他の女子とは何かが違う･･････と

---------------
更新ほったらかしてすみません…