1話 ページ2
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オレンジがかった夕日が、優しく教室を照らす。
まるで、竃門君のようだなぁ…なんて思い、少し擽ったくなる。
今日は美術の居残りがあって、少し遅くなってしまった。時計の針が指す時刻はもう5時近かった。
既に部活がない生徒は下校していて、教室はシン、と静まってる。
さて帰ろうかな。
そう思い、玄関に向かった。
…あ、いけない。教室に忘れ物しちゃった。
取りに行くべく、教室へと駆け足で向かった。
「…っ、____」
「…き、__んぅ」
…?
教室にまだ誰かいるのかな?
そう思い、教室をそぉっと覗くとそこには、
『っな、…!!!』
密かに想いを寄せていた竃門くんと、
クラスでも可愛いと言われてる女の子が抱き合ってキスをしていた。
…彼女さんなのかな、なんて思っていたら、
「ねえ…いつになったら私を彼女にしてくれるの?」
なんて、訳の分からない事を女の子は言っていた。
…彼女じゃ、ない…?
なら何でキスなんかしているの…?
「俺は彼女は作らないんだ。
__それでもいいと言ったのは君だろう?」
にやりと竃門くんは怪しく微笑んで、
今度は女の子の制服に手を掛けた。
見ていられなくなって、私はすぐ様教室を後にした。
…もしかして竃門くんって…
女遊び、激しいのかな…
そう分かると、竃門くんに嫌悪感を覚えるようになってしまった。
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ソラ - いろいろ最高でした。これからも頑張ってください。無理はせずに頑張ってください。 (2020年12月24日 19時) (レス) id: 7e3430e7c8 (このIDを非表示/違反報告)
NENE - 最ッッッッッッッッッッッッ高!!!!最ッッッッッッッッッッッッッッッッ高!!!!!!! (2020年11月8日 16時) (レス) id: ca2dc89f1f (このIDを非表示/違反報告)
善子(プロフ) - みんすけさん» ではでは、頑張ってくださいねぇ〜!!!応援してますよぉ!!!! (2020年4月8日 21時) (レス) id: 074be6e66a (このIDを非表示/違反報告)
みんすけ(プロフ) - 善子さん» 全然大丈夫ですよ!!ありがとうございます! (2020年4月8日 21時) (レス) id: f8e74a4d73 (このIDを非表示/違反報告)
善子(プロフ) - みんすけさん» なんか、コメ欄でこんなにすみませんっ!!更新とか、忙しいですよね(´;ω;`)ピエン頑張れくださいっ!!!!応援してます!!! (2020年4月8日 10時) (レス) id: 074be6e66a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みんすけ | 作成日時:2020年3月30日 22時