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13. ページ15

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私にとって初めての彼氏だった。





でもキスも行為も初めてはあなたではない。


付き合ってない人とそういうのはどうかと思うけど、私がいいんだからそれでいいよね。




だから、別に驚かなかった。




あなたと加藤がそういうフレンドだって聞いても。


なんならそうだろうなって思っていた。





付き合ってから浮気しなければ、過去のことなんてどうでもいい。






「誰とでもそういうことするの?」



『そんなことないよ』




「なんで加藤とは出来るのよ(笑)」




『顔隠して見ないようにしてる』





誰とでも出来るんじゃん。


本当に私の彼氏こんなんでいいのか??



でも、そう決めたんだ。


私はあなたが好き。



あなたも私のことか好き。





なにも間違っていない。



付き合って数日、私は毎日あなたと会っていた。


学校も忙しい時期で、バイトもあって。負担になっていないと言えば嘘になる。







たぶんこの始まりが間違っていたんだって後になって気づく。



ここで私が自分の意志を見せていたらなにか変わっていたのかな。

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作者名:茉音美。 | 作成日時:2022年7月12日 21時

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