ビビバスKAITO ページ37
『KAITO兄！彰人くん冬弥くん！一緒にお菓子食べよ？』
｢いいね！食べよう！｣
僕の後輩のAに声をかけられた。
Aは僕のことを慕ってくれている。
こうしてしょっちゅう誘ってくれたり。
｢いやA、それ本当にお前のだろうな？｣
｢また冷蔵庫から盗んだのか？｣
その言葉にAはギクッっと効果音が付きそうな表情をした。
『人聞き悪いこと言わないでよー、…まぁそうなんだけど』
あはは、と乾いた声をあげる。
｢本当にAとKAITOさんって似てるな｣
彰人くんにそう言われてAは瞳を輝かせた。
『本当！？KAITO兄に似てるって！』
嬉しいね。とニコニコ微笑む。
可愛い。何だこの可愛い生物は。
『KAITO兄ー』
ある日Aが泣きそうな表情でやってきた。
｢A、どうしたんだい？｣
どうやらリンとレンと歌っていた時に一人だけ何度も失敗してしまったらしい。
それでレンが怒ってしまったと。
『レンくんに｢もうAとは歌わない！｣って言われちゃったよ…』
その言葉を拍子に涙がぽろぽろ溢れ出した。
そんなAの頭を優しく撫でる。
｢レンも少し言い過ぎだけどきっと本心じゃないよ。それにAは歌が本当に上手なんだから気にすることないさ｣
そう言うとAが抱きついてきた。
『KAITO兄！ありがとう一生ついてくよぉ』
その言葉に苦笑する。
そんな二人を罰が悪そうに見つめるリンとレンと
暖かい眼差しを向けるMEIKOとミクがいたとさ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 375人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品が参加のイベント 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
うるふ - ひぁぁ‥穂波ちゃんん‥すごく可愛かったです〜！素敵な作品ありがとうございます(人 •͈ᴗ•͈)♡ (2022年6月6日 1時) (
レス) @page19 id: ca605e0760 (このIDを非表示/違反報告)
イッシー(プロフ) - とても面白かったです！フレ登録いいですか？ (2022年1月2日 2時) (レス) id: 38d413f226 (このIDを非表示/違反報告)
えみ - 9ページのワンダショの所なんですが…24行目天馬と司ってなってて…私の勘違いでしたら大丈夫です^ - ^ (2021年12月25日 11時) (レス) @page9 id: 8a76468b41 (このIDを非表示/違反報告)
鞠 - いつも見てます！フレ申請したいのですが、よろしいですか？ (2021年11月11日 17時) (レス) @page10 id: 3f69bb0e3a (このIDを非表示/違反報告)
ツクヨミ(プロフ) - リクエスト最高でしたまたリクエストいいですか、溺愛ヤンデレレオニバージョンお願いします (2021年10月22日 13時) (レス) id: 8fcd9949a5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：くるみっこ。
| 作成日時：2021年10月12日 20時
