私、研磨が好き。

研 ページ4

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そして、翌日＿＿＿＿＿


俺は、昨日残念ながら一睡も出来なかった。







何故って＿＿＿＿＿？




『あ、堅治。おはよう。』




そんなの、

もちろん目の前に居る此奴のせいに決まってる。






てか、なんかめっちゃ腹立つんですけどっ！？



俺は、一睡も出来ないくらい悩んでんのに、



目の前の此奴と言ったら、


呑気に歩きスマホ＆欠伸してる。




へぇーほぉー、そうですか。


俺はスマホ以下ですか。




スマホよりも俺の方が関心薄いとか＿＿＿＿


俺、泣くよ？.......まぁ泣かないけど。



にしても、そろそろ流石に俺も我慢の限界。





そう思って、信号で止まった時に、


まだスマホを続けているAの肩に、


顎を置いてスマホの画面を覗く。






すると＿＿＿






『っっ！！え、ちょ！？？？

今、スマホの画面見たｯｯｯｯ！？？？？』






さっきまで、、、


こっちの事なんか見向きもしなかったくせに。


Aは凄い勢いで振り向いた。





そんでまぁ、凄い勢いで、


＿＿＿＿＿スマホを隠した。






「.......どっかの誰かさんが隠すから見えなかったけど？

あれェ？何かやましい事でもありましたかァ？」






俺は、一瞬戸惑ったが、


目の前の此奴に決して表情を悟られないよう、


直ぐに我ながら皮肉めいた笑みを浮かべ、


軽く煽りながら、そう聞く。






『っっ！な、なんでもないし！』





そう言ってAは、


また俺から目線を外し前を向いて、


青になった信号を渡った。






・





よかった、バレなくて＿＿＿＿




ホントは、見えてたんだ。


スマホに映っていたのは、LINEの画面だった。







ほんとに、バレなくてよかった＿＿＿＿





スマホを隠した時の真っ赤な顔に、歪んだ俺の顔が。


咄嗟にニヤつきで隠した俺の本音が。




そんな真実、今のAの幸せには邪魔なだけだもんな＿＿＿＿




.......俺って、こんな女々しかったっけ！？


我ながら気持ち悪いと思う、うん。






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研磨あーいうの程々にしてよね


研磨クロからの弄りすごかったんだから


Aごめんって笑







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