カントクの妹は青学の高嶺の花でした【2】 (ページ18)

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花、26本ページ18

日向「うおわ！？なんじゃい？」

笠松「あー、あれ？アイツが出るといつもっすよ
……てゆーか

テメーもいつまでも手とか振ってんじゃねーよ！！！」

黄瀬「いてっ、スイマッセーンっっ」

笠松さんがうらあっ！と威勢のいい掛け声と共に飛び蹴りする……ナイスです、もっとやってください(真顔)

笠松「シバくぞ！！」

黄瀬「もうシバいてます…;;」

笠松「てゆーか、今の状況分かってんのか黄瀬ーー！」

黄瀬「いてっ、いって」

笠松さんが肩パンしながら言う、音からして相当な威力だ……やっば、見てるの超楽しい

笠松「あんだけ盛大なアイサツもらったんだぞ、ウチは～

キッチリお返ししなきゃ失礼だろが！」

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──

試合が始まり、火神さんが彼(黄瀬)のマークにつくが、ヘルプに来た5番に止められる

火神「あ！！」

フリーになったところで、笠松さんからのパスが通る

黄瀬「こっちもアイサツさせてもらうっスよ」

火神「……！！(コイツまさか──！？)」

そのフォームは、さっきの火神さんのダンクモーションに酷似している

「「「「「おおっ！！！」」」」」

「「「「「おおぉおおお！！」」」」」

そしてダンクを決めると、周りからどよめきが起こる

笠松「バカヤロー、ぶっ壊せっつったろが！！まだくっついてんよ！！」

黄瀬「いって、スイマッセン！」

「「「「「(えぇええ～～～～！！？)」」」」」

笠松さんが黄瀬さんを蹴っ飛ばす…壊したらバスケできないでしょ………ってそうじゃなくて

火神「(いや…威力はオレより…)」

黄瀬「女の子にはあんまっスけど…

バスケでお返し忘れたことはないんスわ」

火神「上等だ！！黒子ォ、よこせ！！！」

黒子さんから火神さんにパスが通る

黄瀬「んおっっ、やべっ」

笠松「～～～～！？
(さっきからどっから出てくんだコイツは────！？)」

再び火神さんがダンクを決める

「「「「「「おぉ！！」」」」」」

火神「こっちも全開でいくぞ！！」

　

　

　

リコ「(ちょっ…何よコレ…)」

「なんなんだ一体！？このハイペースは！？」

得点は16対17……1点差で海常リード

……逆転のチャンスはまだいくらでもあるし、気にするほどでもない点差だ

だが、問題はそこじゃない

　

「まだ始まって3分だぞ！？」

　

…そう、驚くほどハイペースな試合展開なのだ

　