菊の花、1本 ページ10
【菊丸Side】
菊丸「不二〜、おんなじクラスだね！よっろしく〜☆」
不二「ｸｽｯ、よろしくね、英二」
昨日の遠征で行けなかった始業式
だから、自分のクラスを知ったのは今日の朝
(しかもテニスコートで！！)
そんときに不二と同じクラスだって分かったんだよねー、ぶい！
大石とは離れちゃったけど、不二と一緒ならすっごく楽しくなりそうだにゃ〜
海堂は2年生なので早々に別れ、3年メンバーで喋りながら階段を登る
それぞれのクラスに着き、俺も【3年6組】の教室に入る
菊丸「おっはよー！！」
不二「おはよう」
2人で入った途端、騒がしくなる教室
賑やかなのが好きな俺は、この感じが心地よい
「よぉ、菊丸！はよー」
「おはよう不二君」
「やっと来たな、遅ぇーぞ」
「2人とも遠征お疲れ様ー！」
どうやらうちのクラスは相当ノリがいいらしい、いぇい☆
ほとんどの生徒が俺らのトコに来ている、というか、教室内を見渡すとある1人を除いて全員いるっぽいにゃ
その子は自分の机で熱心に本を読んでいる
………どこかで見たことがあるような？
不二「そろそろ席に着いた方がいいね」
「あっ、不二君の席はこっちだよ！」
不二「ありがとう」
「ど、どういたしまして！」
菊丸「俺は俺はー？」
「菊丸のはほら、あそこ」
クラスメイトの男子が指差す方向には、さっきの女の子が
って、んん？あれって……
菊丸「あっ、あ、あ……相田、さん！？」
まさかの人物に思わず大声が漏れる
不二「へぇ、英二羨ましいな」
菊丸「あわわわわ！！不二ぃ〜、俺めちゃめちゃラッキーじゃない！？」
ついさっき挨拶してもらったのに、おんなじクラス！？しかも隣の席！何この運の強さ！！
『うるさい』
はしゃぎまくる俺の耳に届いた、清らかな声
しかし声に似合わず冷徹で、一瞬で辺りがシーンと静まり返る
『久しぶりに会えて嬉しいのは分かるけど、もうちょっと落ち着きなさい。それと、さっきからずっと先生待ってるわよ』
早く自分の席に着いた方がいいんじゃない？
そう付け加えて再び本に目を戻す相田さん……え、今なんて言った？
恐る恐る後ろを振り返ってみると、そこには顔に青筋を立てた先生が……
「早く席に着きなさーい！！」
ひぇー、と心の中で叫ぶ
急いで席に着くと、小声で相田さんに話かけた
菊丸「相田さん、よろしくね！」
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本眼鏡(プロフ) - たかみんさん» たかみんさん、コメントありがとうございます！面白いですか？嬉しいです(*≧∇≦)ﾉもうそろそろ続編に行きますので、そちらでもぜひお楽しみ下さい！ (2019年7月28日 6時) (
レス) id: 2c8ca3d3d6 (このIDを非表示/違反報告)
たかみん(プロフ) - 面白いです！続き楽しみにしてます！ (2019年7月27日 9時) (レス) id: 97bce99ed8 (このIDを非表示/違反報告)
本眼鏡(プロフ) - まゆさん» まゆさん、早速ありがとうございます！^_^これからも頑張らせて頂きます^_^(笑) (2019年7月19日 15時) (レス) id: 2c8ca3d3d6 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - 面白かったです^_^続きが、すごく気になります^_^これからも、頑張って下さい^_^ (2019年7月19日 11時) (レス) id: 76d368eb20 (このIDを非表示/違反報告)
本眼鏡(プロフ) - くるみさん» くるみさん、ありがとうございます！もうすぐ「青学ルーキーの幼なじみは文武両道の天才少女！〜part8〜」の方も更新しますので、そちらの方も楽しんでもらえたら嬉しいです(///ω///)♪これからも、頑張っていきまーす！(笑) (2019年7月17日 20時) (レス) id: 2c8ca3d3d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：本眼鏡 x他1人 | 作成日時：2018年11月13日 19時
