44 〜彩Side〜 ページ45
前日―秀明にて
私は秀明のカフェテリアに来ていた
その理由は……
若武「今日諸君に集まってもらったのは他でもない。我らが仲間、沢野Aと越前リョーマについての報告会をするためだ」
相変わらず無駄に派手…
上杉君もウエッて顔してる
若武「では、黒木調査員、報告を」
若武に言われ、黒木君が口を開く
黒木「まず越前リョーマについて。どっかで聞いた事のある名前だと思ったけど、あいつ、前はアメリカにいたらしい」
あ、そうか、Aちゃんと一緒に住んでたんだもんね
今もだけど
黒木「アメリカのジュニア大会で4連続優勝の天才少年だ」
4連続優勝!?
上杉「マジ、か」
黒木「ああ、別名テニスの王子様だとさ。何年かぶりに日本に戻って来たから、こっちじゃまだ無名だけど」
王子様…
黒木「父親は昔、『サムライ』と呼ばれていた越前南次郎。若い内に突然引退したが、あと1、2年やっていれば、確実に世界のトップ入りだっただろうね」
世界のトップ!?
しかも『サムライ』って…
忍「すげえ…」
小塚「すごいなぁ」
2人が同時に呟いく
翼も尻上がりの口笛を吹いた
翼「やるね」
黒木「次に沢野A。彼女もアメリカ大会で何度も優勝、『the princess of tennis』だってさ」
日本語に訳すと『テニスのお姫様』だよね
一緒に帰っていた2人の姿を思い浮かべる
『王子様』と『お姫様』って確かにあの2人にお似合いかも
黒木「もう1つ、たぶん容姿からついたんだろうけど、『妖精女王(ティターニア)』という別名がある」
Aちゃんにぴったり!
若武「でもさ、越前はジュニア大会で4連続優勝だろ?それにAも何度も優勝してるって、おかしくないか?」
ジュニアでは、Aちゃんがずっと負けてたのかな
黒木「いや、Aはジュニア大会に一度も参加した事がない。その時期は他の大会が重なっていて、Aはそっちに出てたようだ」
翼「あ、それ、俺も聞いた」
翼が黒木君の話に付け加える
翼「前に聞いた事があるんだけどさ、2人が一緒に出た試合、決着がつかなかったんだってさ」
は?
小塚「何で?」
翼「決勝戦で2人が当たったらしいんだけど、どっちも互角、ラリー1つで3〜40分続いたって」
そんなに!?
翼「結局時間がなくなって、大会スタッフがストップさせたって話だよ。スコアは1ポイント差でAが勝ったけど」
だから同じ大会に出ないんだ
2人共、テニスが上手だなんてすごいなぁ
今はどっちが強いんだろ
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翡翠 - 作者様ーーーーーー！！！この小説、大好きです！！とっても面白いです！！こんな素敵な作品を書いていただいてありがとうございます！！！もう、愛s((殴 (2021年5月16日 16時) (
レス) id: 13e4837824 (このIDを非表示/違反報告)
本眼鏡(プロフ) - のん♪さん» 本当ですか！？すっごく嬉しいです、ありがとうございます！！のん♪さんが楽しんでもらえればなによりです＾＾いつになっても構わないので、気長に待ってます♪ (2019年1月20日 8時) (レス) id: 2c8ca3d3d6 (このIDを非表示/違反報告)
のん♪(プロフ) - まだ続編は読んでいないので、これからゆっくり読ませていただきますね(^^) (2019年1月19日 21時) (レス) id: d9f3c28035 (このIDを非表示/違反報告)
のん♪(プロフ) - こんばんは、のんです！遅くなってしまってすみません……KZは妹の影響でなんとなくならわかるのでとりあえずこっちを読ませてもらっています！私の作品にコメント下さった時も思ったのですが、完璧にキャラの口調を掴んでいて凄いなぁ……と。 (2019年1月19日 21時) (レス) id: d9f3c28035 (このIDを非表示/違反報告)
本眼鏡(プロフ) - ayana さん» なるほど……ということは、青学の3年主人公に黒子達誠凜高校の人達が絡んでくるということでよろしいでしょうか？ (2018年10月26日 17時) (レス) id: 2c8ca3d3d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：本眼鏡 | 作成日時：2018年6月16日 18時
