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きらり ページ2

山田side

「おはよー!」

「おーおはよ山田」
「おはー、」「山ちゃん、おそかったね」

楽屋に入ると
仕事があって遅くなった俺以外のメンバーが挨拶を返してくれる


山「いのーちゃんもおはよ」

薮ちゃんに寄りかかって寝てる伊野尾ちゃんにも小さい声でおはようをいう

薮「なに、山田可愛い笑笑」

山「だって挨拶しなきゃ寂しいじゃんか笑」

薮ちゃんが愛おしそうに笑って伊野尾ちゃんの頭をそっと撫でる
そんな所を見るとどんなカップルもこの2人にはかなわないんだろーな、何ておもう

でも

山「…今日も伊野ちゃん寝てるんだね。最近楽屋だと寝てるとこしか見てない気がする…疲れてるんだね」

ちょっと、顔を歪ませると薮ちゃんもまゆを少し下げて

薮「まー…たぶん…な」

山「うん…。」

薮「…この話はまた今度な。ほら、メイクしておいで」

優しく微笑まれて
背中を押される

ゆっくり歩きだして後ろを振り返ると
薮ちゃんが伊野尾ちゃんのほっぺをさすっていた

きっと、この話は2人にしかわからない事で
でも、薮ちゃんにも分からない事があって

そんならきっと俺もわかんない


プルルルルルルプルルルルルル

山「ん、雑誌のデザイナーの人…?」

この前やっと連絡先を交換できた
有名なデザイナーの人だった

山「もしもし。こんにちは」

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作者名:なる | 作成日時:2018年8月15日 16時

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