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｢わぁ…！ありがとう、こんな…嬉しい。
使うのが楽しみ！｣
｢よかった、喜んでもらえて｣
男子校出身で、あまり友達を作ってこなかった侑李からしたらこんな大勢が家に来てくれることも初めてで、大丈夫かなって思ってたけど…どうやら杞憂に終わったみたい。
｢抱っこしてもいい？｣
｢もちろん｣
侑李がお腹の大きい伊野尾の腕にそっと朱李を乗せてあげた。
｢ふわぁ…小さい、かわいいね。
やぶ、お風呂とか入れてあげてんの？｣
｢俺？入れてない、やり方わかんないし。
俺不器用だから怖いって侑李も言うし｣
｢は？お前せっかくでけぇし腕長いんだからさ、覚えろよ。侑李くんの腕だと結構しんどいよ、ねぇ？｣
ねぇ？と言われた大ちゃんは、
｢んー、俺は出来たけど、ちょっと背の高い女の人でもしんどそうだったね確かに｣
って困ったように笑った。
｢二人はお風呂の経験あるの？｣
｢妊婦教室行ってさ。助産師さんに教えて貰ったの｣
｢毎日のことだと疲れるよね、頑張ってるね侑李くん｣
｢え、あれ、僕…｣
突然、涙が止まらない。
わけがわからなくっておろおろする俺を見た侑李が、
｢わ、ごめんなさ…っ違くて、
あの、僕がやるのが当たり前だって思ってたから、その…誰かに頑張ってるねって、言われて、嬉しくて…｣
自分でも驚いたように涙を拭った。
俺の前でだってほとんど涙を見せない侑李が、ほぼ初対面の人間の前で泣くなんて。
そんなに俺は侑李が追い詰められてることに気づいてなかったのかな。
｢大丈夫大丈夫、出産したばっかだもんね、不安定なだけだよ｣
"やぶを責めてるわけじゃない、ね？"
光に抱きしめられた侑李がうんうんと大きく頷く。
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Shee.(プロフ) - とまとさん» ありがとう！上手いこと行けばあります！← (2018年11月1日 17時) (
レス) id: 8e67ef454c (このIDを非表示/違反報告)
とまと(プロフ) - 完結おめでとー☆彡スピンオフあるの？！って喜んでます！☆連打できないのが悲しい(´；ω；`)楽しみにしてます♪ (2018年11月1日 16時) (レス) id: 561587332a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Shee.
| 作成日時：2018年10月24日 23時
