First Kiss 3 (ページ15)

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No.113 ページ15

稜雅side

Aちゃんは平然としてるけど、きっと悩み事があるのは見ててわかる

でも大丈夫って言うもんだから深入りできないし心配するだけしかできない

俺頼りないのかも

祐『なにバイト中に見つめ合ってラブラブしてんの！(笑)』

稜『ラブラブなんかしてねーよ(笑)』

祐『だってさっきから見つめ合ってるもん』

最近気づくと目で追ってるんだよね

なんか…ほっとけないっていうか

祐『もうさ…告白しちゃいなよ！』

稜『告白なんて…！ムリムリ』

考えただけで緊張する

祐『いい雰囲気だと思うよ？僕は』

確かにAちゃんが俺のことどう思ってるかは気になるけど

美『へー！稜雅はAちゃんが好きなのね』

稜『き、聞いてたんですか！！』

盗み聞き上手い…

祐『いいと思いますよね？美雪さんも』

美『んー。うん、まあええんやない？』

一瞬なにか考えるようなそぶりをしてにこりと笑った

なんか美雪さんも海も同じような難しい顔するけど何なのかな？

俺の分からなにかがある気がする