First Kiss 3 (ページ11)

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No.109 ページ11

拓『紗夜は俺の幼なじみ。向こうに住んでて会って、こっちを案内しただけだ』

あ『私だって稜雅くんとはただの友達だよ！カフェでバイトしてて知り合っただけ』

拓『なのに抱きしめ合ってたのか？』

あ『それはあの時…涙が止まらなくて…』

ああもう！なんで分かってくれないの

あ『そもそもそっちがメールブロックしたのが始まりだよ！お前には関係無いとか嫌な言い方だったし』

すると今まで強気だった拓弥くんが静かになった

拓『俺そんな事送ってないけど…。メールする前に連絡先消えてたからAがブロックしたんだろ？』

あ『してないよ！どうせ拓弥くんがしたんでしょ…人のせいにしないでよ。もういい…話して解決しないよ』

呆れながら私は屋上を出た

するとすぐ近くに3人が

『A！どうだった…？』

海『ちゃんと話したか？』

あ『はぁ…。もう本当に無理だ…』

モヤモヤしてたことぶつけられて少しスッキリはしたけど…

海『話し合ってもダメだったか…』

あ『でもありがとう。何もしないよりは良かったかもしれない』

こうやって機会をくれた海くんには感謝しないとね