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No.100 ページ2

恐る恐る公園に入る







あの後ろ姿は…





あ『拓弥く__________』






私の声は止まった。








隣にあの紗夜さんの姿が見えたから





よく見ると腕を組んで楽しそうに喋ってる






他の人から見たら美男美女カップル









あ『拓弥くんっ…!!!』





自分でも無意識に泣きながら呼んでいた





その声に驚き振り向く拓弥くん









拓『A…!!』








あ『やっぱり私のことなんて好きじゃ無くなったんだ…』







拓『え…?』






あ『拓弥くんなんか…大っ嫌い!!』








待てよ!と言う拓弥くんの言葉にも構わず来た道をただ走る






拓『A…!!』









どれだけ走ったのだろう




泣きながら走ってたもんだからいろんな人に心配そうな顔で見られてる気がする







いつの間にか雨もザーザー




立ち止まったのはカフェの前だった






ああ、これからバイトだって言うのになにやってんだか…







髪の毛も服もビショビショ







分かってはいたけど自分の目で見てしまったから写真以上につらい







立っている気力もなくカフェの前のベンチに座った

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作者名:mina-bt4 | 作成日時:2016年9月18日 7時

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