２３話 ページ23
ちょっと来て？、チョロ松はそう言い、私の手を引っ張って廃屋の奥にあった階段を降りる。
おそらく地下室だ。
地下室のドアをチョロ松が開けると、生暖かい空気と共に鉄の匂いが鼻を掠める。
『うっ…』
思わず声が漏れてしまった。
「あー、ごめんね？掃除するの忘れちゃった」
血の匂いが漂う地下室。
手錠で繋がれている私は、
その奥にためらいもなく進んでいくチョロ松に、ただただついていくことしかできない。
「ねぇ、A。見てよあれ」
チョロ松が指さした方向を見れば、
＿血だらけの人形が山になっていた
私の瞳孔は完全に見開き、瞳が揺れてきた。
やがて焦点が定まらなくなり、冷や汗が垂れてきた。
「…あの人形、全部Aに似てるでしょ？心を込めて作ったんだよ」
人形に近づいて、それを蹴るチョロ松の目には光りがない。
「この人形の数は、今まで僕が排除してきた奴らの数なんだよ。内臓も血液も…、脳みそも。全部そのまま人形の中に入れたんだ。
Aに近づいてきた、汚いやつらの血肉だから。絶対触らないでね」
「ね？」と念を押して聞いてくるチョロ松に、私は「うん」と答えるしかなかった。
「＿＿ごめんね。A」
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にゃんみい - 1かなー1！ (2019年1月20日 3時) (
レス) id: 2444db5721 (このIDを非表示/違反報告)
やさい(プロフ) - 2！！！！！2でお願いします！ (2019年1月13日 21時) (レス) id: eed56264da (このIDを非表示/違反報告)
123456 - 1やよ〜〜 (2019年1月13日 20時) (レス) id: 7381e18e9e (このIDを非表示/違反報告)
日向(プロフ) - 1で！！ (2019年1月11日 18時) (レス) id: 7b68fcfe83 (このIDを非表示/違反報告)
壱?^?ω?^?ﾆｬｰ(プロフ) - 1で、お願いします（両方もいいよね） (2019年1月10日 23時) (レス) id: 493cf8b8ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：(^q^)(サブ) x他2人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/38a45e840c1/
作成日時：2017年5月25日 22時
