【d！】私だってヒロインに【軍パロ】 (ページ6)

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ある程度自己紹介や仕事内容の紹介が終わった頃

gr｢後は城の部屋などを覚えてもらう。みさき、祐について行ってくれないか。｣

ms｢いいですよ～！｣

『ありがとうございます』

ms｢行ってきま～す！｣

ut｢行ってらっしゃいみさきちゃん｣

sho｢走るんとちゃうぞー？｣

ms｢ばかにしないでください！子供じゃないですっ｣ﾑｽｯ

うわかわゆ

天然なのかな

かわいいな

　
　
　
私と違って

『失礼しました。』

ｶﾞﾁｬ
　
　
　
　
会議室の重たい扉が閉ざされた途端、みさきさんの顔つきが変わった

笑顔は消え、

目の光は無くなった。
　
　
　
　
　
　
ms｢ねぇ祐ちゃん。｣

『は、はい。なんでしょうか。』

ms｢私ね、親に暴力うけてて…ｸﾞｽｯ
それで、それでね、私、誰にも言えなくて…ｸﾞｽｯ｣

『え、えと、あの』

ms｢だから祐ちゃん、あなたには助けて欲しくって……｣

潤んだ瞳で訴えかけてきた

正直に言うとどうでもいい

めんどくさいし

そんな面倒事に私を巻き込まないで欲しい

でも

私も同じようなことをされている

いや、されていた

どこか他人事に思えなくて

人助けとでも思って引き受けてみよう

『私に出来ることがあったらなんでも言ってください』

ms｢ふぇ…いいの？｣

『もちろんいいですよ』

私が微笑むとみさきさんは太陽な笑顔をこちらに向けた

　
　
　
　
　
私とは違って綺麗な笑顔

すごく可愛らしい

　
　
　
　
　
でもやっぱりなにか違和感があって

　
　
彼女の笑顔の裏には何かありそうだった

　
　
　
　
　
まぁいっか。