開生中学の日常【短編集】

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若武視線



声がした方を向けばアーヤがいた

ちょっと怒っているようにも見えた

彩「どーして私抜きでやってるの？」

そう言われた途端俺達はこれは見つかってはいけないことだったことに気づく

やっべぇ、どーしよ。

そう思っているとアーヤが"あれ？"と言う

彩「落合君もいたんだね！」

落合はさっきアーヤとのハプニングを話していたせいかアーヤを見るなり真っ赤になってしまった

陵「は、はい!!」

そう言って立ち上がるとなんでそうなったのか足が椅子に引っ掛かってバランスを崩す

陵「うわっ、」
彩「えっ」

ﾊﾞﾀｯﾊﾞﾀｯ

なっ!!!!

なんと落合がバランスを崩してその先にいたアーヤと一緒に倒れたんだ

アーヤはテーブルに上半身だけのった状態で落合がその上に被さるように手をついた

こいつｯ!!!

黒木と美門が急いで引き離すが俺は殴りかかりたい気分だった

アーヤなんて赤くなってるし!!!!

「今のは許せないなぁ。落合」
「一発やらせろ。それで許さないこともない」
「俺は10発はやらせてくれる？」

彩「ちょっと！なんで皆怒ってるの!!」

は？

その声はもちろんアーヤだった

なんでって、え？わかんねぇのか？こいつ

俺達は目が点になってしまう

「え？アーヤ？分かんないの？」
「なんか、馬鹿馬鹿しくなってきたかも。」
「お前、大丈夫か？」

すると、笑い声が聞こえる

見れば落合だった

陵「あははっ！立花さんなにそれw俺立花さんのそういう所好きだよw.......あ、」

「よし、若武死刑だ。」

陵「ご、ごめんって！許してよ！ねぇ!!」





そんな平和？な日常だった

END

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