検索窓
今日:20 hit、昨日:13 hit、合計:65,584 hit

*2 ページ46

陵視線



え?!話しかけられた?!僕が

見れば金髪ですごく整った顔立ちの男の子が自転車にまたがいながら僕を見ていた

いや、女の子か?と思ってしまうほどにその顔は美しかった

でも、声低かったしそーだよね?

そんなことを考えながら立ち尽くしていると、その男の子が僕の方を見ているのが分かった。

あ、答えなきゃっ、

僕はそう思って口を開く

陵『ば、バレーボール』

そう言ってからハッとする

言わない方が良かったのではないかと

けれど、返ってきた言葉は全く予想しているものと違った

『えっ、いいな。俺も混ぜてよ』

は、はい...?

意味が分からず立っていると声が聞こえてくる

『あ、不味かった?友達来るとか?』

不安そうに聞いてくる男の子

陵『ううん、1人だよ』

そう答えればニヤリと笑う男の子

『じゃあ俺相手しよっか』

え?!

すると、男の子は自転車をそこら辺にとめて、こちらに歩み寄ってくる

俺は目が輝くのが分かった

この人バレーボールやったことあるのかな?!

嬉しくなって見ていると、慌てた声が聞こえる

『あの、さ、どーやんの?』

え...?

『俺、バレーボールやったことない』

え?!やったことないのに相手するって言ってきたの?!この人...

すると、苦笑いが聞こえてくる

『全部心の声漏れてんだけど...。』

あ、ヤバっ、

『だって、やってみないと分かんないじゃん?』

え、

『興味があったからやろうと思った。理由はそれだけで充分でしょ?』

僕はその言葉にすごく共感が持てた

『ほら、理由言ったんだし教えてよ。』

それで僕は男の子にバレーボールを教えていった

まぁ、パスするだけだからアンダーとオーバーだけだけどね。

けれど、この人ほんとに未経験かって疑うほどに男の子は上手くなってった

陵『すっごい、呑み込みはやすぎじゃない?』
『そう?やった。でもお前の教え方が上手かったからだよ。中学ではバレー部はいんの?』

その言葉で俺の動きは止まる

ボールはもちろん落ちてしまった

それを男の子は拾いにいった

そして、男の子が戻ってきたとき言ったんだ

陵『俺、バレーボール辞めようと思ってるんだ』
『え?』

訳が分からないと言うように見てくる男の子

そして、パスを続けた

『こんなに上手いのに?』
陵『君は思わないの?男がバレーボールやってるとかキモいって』
『え?』

いっそう訳が分からなそうに見る男の子

そして、俺の渡したオーバーパスを

バコーン!!

アタックしたんだ

*3→←奇跡の出会い



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (39 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
55人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ぽわぽわ?(プロフ) - あおいさん» ありがとうございます!!!直してきますね! (2020年4月9日 15時) (レス) id: 13ca5979d4 (このIDを非表示/違反報告)
あおい - アーヤはよごれてないけど が、 アーヤはよごろてないけど になってます。 (2020年4月9日 15時) (レス) id: 331ddf8f4c (このIDを非表示/違反報告)
ぽわぽわ?(プロフ) - ちよな♪さん» ね!天然コンビいいよねー! (2020年4月4日 17時) (レス) id: 13ca5979d4 (このIDを非表示/違反報告)
ちよな♪ - 天然コンビ最強!←だから入るな (2020年4月4日 17時) (レス) id: 2a746991a3 (このIDを非表示/違反報告)
ちよな♪ - わったしっも〜!←話に入っちゃう人 翼彩推し(≧∀≦) (2020年4月4日 17時) (レス) id: 2a746991a3 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ぽわぽわ👾 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/minami08221/  
作成日時:2020年3月22日 15時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。