開生中学の日常【短編集】

お出かけプロジェクト＊1 ページ41

陵視線



今はＫＺ男子の皆と一緒にいる

「おい、なにはなしてんだよ」
「あー、聞こえねぇ！若武黙れ！」

そして、俺達の視線の先には奈々と立花さん

なんでこうなったかって言うと発端は一昨日おこった

なんか、ＫＺの会議が終わって皆で帰ってたらしいんだけど、奈々に会ったらしいんだ

で、まぁ皆奈々の美しさに驚きながらも見ていると、二人で出掛けるって話し出したんだって

こんな美人二人が歩いてたら誰に狙われることかとなったらしい

で、昨日俺も呼ばれて会議が開かれた

そして、その会議の結果なんと

「俺達で２人を守るぞ!!!」

と、なってしまった。

でも、来て正解だったかも

『え？あの２人可愛くね?!』
『俺ロングの子がタイプ！』
『俺茶髪の方！』

チャラい人達がそんな話をしていた

え、何する気だろ、

そう思って考えていたが隣で黒いオーラをまとう6人

いや、怖いって...

「おい、どーするあれ」
「ぶっ潰す」
「同意」

そう言って黒いオーラをまといながら立つ6人

いや、まてまて！

陵「ちょっと、落ち着いて！他に方法あるだろ...」

そう言うと次は俺に殺意が向けられる

「は？あのクソ野郎庇うの？お前」
「そんな奴だとは思わなかった」
「よし、まず敵はこいつだ。かかれ」

だから待ってって！

けれどその時

『ねぇ、君達可愛いね』

俺も立ち上がった

俺がバカだったようだ

すると、若武がサッカーボールを持った

そして、そのままそいつらに蹴り飛ばした

見事的中

若「ざまぁみあがれ！」

そして、そいつらは恥ずかしくなって逃げてった

取り残された２人はポカンと立っていた

彩「なんだったんだろ。」
奈「分かんないけど、ラッキー？」

このプロジェクトは立花さんと奈々にバレてはいけない

だからたくさんの小道具があった

そして、２人がいなくなると若武は放り出されたサッカーボールを拾いにいった

まぁ、最悪誰かが彼氏ですって出ていけばいいとなっている

そんな俺達の休日だ

＊2→←あとがき

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