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奈々視線
次の日。
私は少し軽い気持ちで朝練に向かう
だって!陵にチョコ渡せたんだもの!!
まぁ、マネージャーとしてしか陵は思ってないと思うが、
で、でも?!私もマネージャーだからあげたんだからね?!陵が特別とかでは決してなくて、ですね...///
あぁ!もう!私!なに1人で照れてるんた!
私は深呼吸をして、体育館に入る
奈「あ、れ?」
けれど、そこにはこの時間には来ているであろう1年の二人陵と美門の姿が見当たらなかった
今日は遅いのかな?
あ、いやチョコ頑張って食べてるとか?
そんな事を思いながら部室に向かう
スポドリ作んないとだからね
そして、ドアを開けようとすると、
陵「ね!マジでうまかったよね!!」
あ、なんだ。部室いたんだ
バレンタインの話かな?
ほんとならここで飛び込んでどーだったか聞きたかったが、美門の言葉で私の足はとまった
翼「でも、陵も"アーヤ"から貰ってたんだ。」
え...?
陵「うん!ほんと立花さんなんでも出来るよね!その上可愛いし!」
ズキッ
まただ...。
浜田の練習試合での出来事がフラッシュバックする
なんで?別に陵はアホだから、距離感とか分かんないから、ただそれだけなんだって冷静に考えれば分かるのに...
彩ちゃんが羨ましくて仕方がない___
ガチャッ
陵「あっ、奈々!おはよ!!」
そう言ってニカッと笑う陵
でも、返事が出来なかった
いつもみたいに"おはよう"って言えないっ、
返事をしないで俯く私を心配したのか陵が"大丈夫?"と聞いてくる
そして、それでも返事をしない私
すると、陵は私の顔を覗きこむ
陵は驚いたような声をあげた
陵「奈々?!大丈夫?!どこか痛い所あるの?」
私は泣いていた
涙が止まらなかった
陵は私の背中を優しくさすってくれる
陵に心配かけてる、
それが嫌で嫌で仕方がなかった
私はありったけの力を使って笑顔を作って陵に言った
奈「ごめん、眠くなっちゃって...。」
そんな量の涙じゃない
そんな事いくらアホな陵でも天然な美門でもお見通しだろう
陵「そっか。」
すると、陵が私の目線に合わせるかのようにしゃがんだ
陵「朝の仕事は俺やっとくから奈々は教室で寝てきなよ」
優しい声で陵がそういった
1人になりたい__
私はそう思い静かに頷いてその場から離れた
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翼「あ、もしもし?七鬼?ちょっとアーヤに伝えてほしいことあるんだけどさ、」
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ぽわぽわ?(プロフ) - あおいさん» ありがとうございます!!!直してきますね! (2020年4月9日 15時) (レス) id: 13ca5979d4 (このIDを非表示/違反報告)
あおい - アーヤはよごれてないけど が、 アーヤはよごろてないけど になってます。 (2020年4月9日 15時) (レス) id: 331ddf8f4c (このIDを非表示/違反報告)
ぽわぽわ?(プロフ) - ちよな♪さん» ね!天然コンビいいよねー! (2020年4月4日 17時) (レス) id: 13ca5979d4 (このIDを非表示/違反報告)
ちよな♪ - 天然コンビ最強!←だから入るな (2020年4月4日 17時) (レス) id: 2a746991a3 (このIDを非表示/違反報告)
ちよな♪ - わったしっも〜!←話に入っちゃう人 翼彩推し(≧∀≦) (2020年4月4日 17時) (レス) id: 2a746991a3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぽわぽわ👾 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/minami08221/
作成日時:2020年3月22日 15時