開生中学の日常【短編集】

告白現場＊1 ページ3

陵視線




ある日、翼君と歩いていると

『ずっと好きでした!!付き合ってください!!』

え?!

声のした方を見ると上杉が女の子に告白されていた

女の子は真っ赤になっていたが、上杉は冷たい目でみていた

ちょっと上杉！そんな目で見るな‼️

そう思いつつも気になってしまう

翼「あいつ、女嫌いなんだよwどーするだろ。陵！見ていこうよ！」

陵「うん！」

２人で隠れて影から上杉を見る

どーするんだ?!

上「ごめん、俺そう言うの興味ないから」

上杉はそう冷たく放って立ち去ろうとした

うわー、可哀想。

そう思っていると女の子が上杉にバックハグをした

え?!上杉これはどーするんだ?!

翼君も面白そうにみていた

上「離せよ。」

あ、冷静だった。

『離しません!!私、好きなんです!!少しでいいから考えてほしいんです!!!!』

わぁ、熱意あるなぁ

上「考えるだけ無駄だ。俺はお前を好きになることはない」

そう言うと、上杉はスルッと女の子から離れて立ち去った

その子はその場で泣いていた

まぁ、相手が悪かったのかも知れないね。

そう思っていると上杉がこちらに来た

上「おい、見てたなら助けろ。」

あ、バレてたんだ。

陵「ってかもっと優しくしてやんなよ。」
翼「まぁ、上杉らしかったけどな」

そして、上杉と翼君と話しているとなんと小塚がそこに通りかかったんだ。

すると、小塚は泣いている女子に気付いてしゃがむ

小「君、大丈夫？立てる？」

ほんとに小塚は優しいなぁ

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