66話 それぞれの気持ち 豪炎寺side ページ25
豪炎寺side
昨日の夜はなかなか寝付けなかった。
風丸、。
俺には何を考えているのかわからない。という面もあれば、Aに心奪われる気持ちがわかる。という面があった。
そんな事を考えながら、Aと学校へと向かう。
朝練はAの手伝いもするため暫く休むと言ったら、Aはダメの一点張りだし。そういう真っ直ぐな努力家なところに風丸も惹かれたんだろうな…。
Aを木野のところまで送り届け、風丸に声をかけることにした。
豪炎寺：「風丸。ちょっと話いいか？」
風丸：「あぁ、今そっちに行く。」
Aに惹かれる気持ちもわかるが、風丸に譲るわけにはいかない。
しっかりと言わないと。
そんな事を考えていると、
風丸：「すまなかった。豪炎寺には本当に申し訳ないことをしたと思っている。昨日の見ていたんだろ…？」
豪炎寺：「あぁ。」
風丸：「どうしても自分を抑えることができなくて、。ただ！奪おうとしたわけじゃないんだ…。俺は豪炎寺には到底かなわない。そんなことわかっていた。密かに想い続けるつもりで居たんだ…。もうAには手は出さないか今回だけ許してほしい。」
そう訴える風丸の目には涙が滲んでいた。
そして深く頭を下げてきた。
豪炎寺：「風丸、頭上げろって。気持ちはよくわかった。今回だけは許してやるよ。」
風丸：「豪炎寺…。本当にごめん。ありがとう。」
豪炎寺：「さっさと朝練行くぞ！」
本来なら許せることではない。
今だって悔しい。
だけど、風丸は長い間想いを伏せていたんだ。俺はいつだってAのそばにいたのに風丸はそんな事もできなかった。そう考えたら風丸をこれ以上責める気持ちにはなれなかった。
風丸だって辛かったんだ。
わかっていたって好きっていう感情はサッカーボールみたいに自由にコントロールできるものじゃない。
そのことを俺はよくわかっていた。
だから許した。もちろん二度と同じことなんか起こさせない。
次は必ず俺がAを守りぬくのだから。
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みなみ(プロフ) - みほさん» きまぐれ更新でだいぶ待たせてしまいました…🥺たまたま占いツクールからメール来てたのが目に止まって存在を思い出しました🥲自分が何書こうとしてたか覚えてないんですけど、頑張って書き続けてみます✏️ (12月7日 1時) (
レス) id: 71282e02b1 (このIDを非表示/違反報告)
みほ(プロフ) - 更新ありがとうございます！！！！！ずっと待ってました！！！嬉しすぎて泣きますᴛ.ᴛこれからも楽しみにしています！どうか続けてください😢🙏応援しています🥰🔥⚽ (12月7日 1時) (レス) id: 7870bc3a58 (このIDを非表示/違反報告)
みなみ(プロフ) - みほさん» コメントありがとうございます(*≧ｖ≦) お褒めいただきありがとうございます！もう更新したくてうずうずしてます( ´^` )お互い頑張りましょうね！ (2021年2月3日 23時) (レス) id: 42c5293b3b (このIDを非表示/違反報告)
みなみ(プロフ) - Emiriさん» ありがとうございます！亀さん更新なんですけど少しずつ書いていくので楽しみにしててください！ (2020年10月6日 18時) (レス) id: 3499dce2fb (このIDを非表示/違反報告)
Emiri(プロフ) - このお話大好きです！続き楽しみにしてます！！！ (2020年10月1日 23時) (レス) id: 0edbd1dfc5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みなみ | 作成日時：2020年3月11日 0時
