55話 願い 豪炎寺side ページ11
豪炎寺side
Aが事故にあって3日目。
未だに目を覚まさない。
あの日から俺は学校へ行っていない。
あまりにもショックで行けずにいた。
また今日が終わろうとしている。
そんな時。
コンコン
ガラガラ
入ってきたのは、
円堂･風丸･木野。
円堂：｢豪炎寺、佐々原の様子はどうだ…。｣
修也：｢3日間眠り続けている。｣
風丸：｢早く目を覚ましてくれるといいな…｣
いつになったら目を覚ますんだ…。
秋：｢豪炎寺君…。｣
円堂達は花を持ってきてくれた。
それから学校に来ていない俺に風丸は授業ノートを。
秋：｢私がAが帰るの止めればよかったのに、ごめんね…｣
木野の目には涙。
修也：｢いや、木野は悪くない。すぐ側に俺がいたのに…木野に頼まれて見守ると約束したのに果たせなかった…すまない。｣
円堂：｢豪炎寺、こんな時に悪いんだが、今週末、イナズマイレブンと練習試合をすることになった。もし来れそうだったら来てくれよな｣
修也：｢あぁ。｣
そして円堂達は帰っていった。
俺は花を入れ替えて眠るAに話しかける。
修也：｢ほら、円堂達がもってきてくれたぞ、すごく綺麗だな…まるでAのようだ。｣
俺は椅子に腰を下ろしAの手を握る。
俺の前には
白くて綺麗な肌。
包帯が巻かれているが焦げ茶色のセミロングのサラサラとした髪。
長いまつ毛。
やはり綺麗だ。
修也：｢A、好きだ…。｣
そして俺は眠り続けるAの唇に優しくキスをする。
その時だ。
握っていたAの手の指が俺の手をぎゅっとにぎった。
修也：｢A？！｣
ゆっくりとAのまぶたが開く。
眠りから解かれた姫のように。
A：｢しゅうや…｣
俺の目から涙が溢れた。
修也：｢よかった…。｣
Aのあたたかい手が俺ほっぺに触れる。
そしてAはゆっくりと体を起こす。
A：｢泣かないで…修也、ごめんね。あの日嫌いだなんて言って。何だか修也に隠し事されてる気がして、修也のことならなんでも知ってるって思ってた自分が嫌で…｣
ぎゅっ。
俺はAを抱きしめた。
修也：｢隠し事をしてるつもりではないんだ…言うほどのことではないと思って…黙っててごめんな。｣
あたたかい温もりに包まれる。
修也：｢目を覚ましてくれてよかった…｣
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みなみ(プロフ) - みほさん» きまぐれ更新でだいぶ待たせてしまいました…🥺たまたま占いツクールからメール来てたのが目に止まって存在を思い出しました🥲自分が何書こうとしてたか覚えてないんですけど、頑張って書き続けてみます✏️ (12月7日 1時) (
レス) id: 71282e02b1 (このIDを非表示/違反報告)
みほ(プロフ) - 更新ありがとうございます！！！！！ずっと待ってました！！！嬉しすぎて泣きますᴛ.ᴛこれからも楽しみにしています！どうか続けてください😢🙏応援しています🥰🔥⚽ (12月7日 1時) (レス) id: 7870bc3a58 (このIDを非表示/違反報告)
みなみ(プロフ) - みほさん» コメントありがとうございます(*≧ｖ≦) お褒めいただきありがとうございます！もう更新したくてうずうずしてます( ´^` )お互い頑張りましょうね！ (2021年2月3日 23時) (レス) id: 42c5293b3b (このIDを非表示/違反報告)
みなみ(プロフ) - Emiriさん» ありがとうございます！亀さん更新なんですけど少しずつ書いていくので楽しみにしててください！ (2020年10月6日 18時) (レス) id: 3499dce2fb (このIDを非表示/違反報告)
Emiri(プロフ) - このお話大好きです！続き楽しみにしてます！！！ (2020年10月1日 23時) (レス) id: 0edbd1dfc5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みなみ | 作成日時：2020年3月11日 0時
