隣の部屋にいる絶対王子様 part９

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銀の丸メガネを外し、車に乗り込む。




午後６時。



帰宅時間だ。



今日はパソコンを持って帰ってきてない。



車のエンジンをかけ、ライトをつける。



車を動かし、パスを警備員の人に見せ外に出る。



まだ少し明るい空。



信号で止まり、少し背伸びをする。



すると電話がかかってくる。




でも運転中のため出れない。



信号が青になり、発進。




少し早く走らせ、見なれた道沿いに出る。




大通りはあまり好きじゃない。



事故が起こったら巻き込まれそうで。



住宅街を抜け、また大通りに。



いつも使っているスーパーにより、電話の相手を見る。



部長だ。



私が電話に出なかったからかLINEが来ている。




開いて見てみると、私情だった。



すぐに送り返し、スマホの電源を落とす。



カバンを持って車の外に。



小さい子供が走り回っている。



私はそれを微笑ましく見ながらスーパーの中に。




かごを持って中に入ろうとすると、かごを掴まれる。




驚きで振り返ると、涼介がいた。


「なんでここに？」


少し息を切らしていて。



マスクを付けて、髪型はストレートに。




前髪の分け目もいつもとは逆で。



山田「近くに散歩に来てたらAの姿が見えてさ。
だから走ってここに来たの。」



涼介はかごを持ってくれて。



「お疲れ様。
ジュースでも買う？」



山田「お茶でいいよ」



近くにあったお茶をカゴに入れ、晩御飯の材料を探し始めた。

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